Webメディア「by them」は「婚約破棄」の経験がある男女30名にアンケートを行い、エピソードを伺いました。
今回ご紹介するのは、交際2年で婚約した彼女に突然婚約破棄されたという男性。「これ以上付き合うことはできない」「結婚することもできない」と言われ、それから音信不通になってしまった理由とは?
婚約中の彼女が「音信不通」になった理由

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回答者プロフィール(すべて婚約破棄当時)
- 性別/年齢/職業:男性/38歳/会社員
- お相手の性別/年齢/職業:女性/33歳/会社員
- 交際年数:2年半
- 入籍までの期間:4カ月
- 同居していたか:同居していませんでした。
- 婚約破棄された時期:2018年7月ごろ
- お住まい:関東エリア
まず、婚約を決めた理由を教えてください。
価値観が合い、話の話題に尽きなかったから。また、一緒にいて雰囲気が悪くならず落ち着くからです。
プロポーズしたときの状況を詳しく教えてください。
お互いの年齢も考慮して、交際2年のころ、食事の帰り際に公園でプロポーズしました。
婚約破棄された理由を教えてください。
2018年4月に異動となり、異動先が田舎であったからです。
婚約破棄されたときの状況や心情を詳しく教えてください。
はじめは近所に住んでいたのですが、プロポーズした数カ月後に移動が決定。僕が先に一人暮らしをして、彼女が後からついてきてくれることになっていました。
僕が住んでいる町に来たとき、とても驚いている様子でした。彼女は生まれてからずっと大阪に住んでおり、都会に暮らしていたこともあり、都会と田舎のギャップに驚いたのだと思います。
はじめは共に暮らすことに対して会話も弾みましたが、彼女が僕が住んでいる町に来てからは同棲することに対してあまり積極的に彼女から話してくれることはなく、徐々に減ってきた印象を持っていました。
婚約してから2カ月ほど経ったときに彼女から電話があり、「これ以上付き合うことはできない」「結婚することもできない」と連絡がありました。理由は、住まいの価値観の差であると伝えられました。
僕が住んでいる県は東京に近い印象がありますが、北部は田舎であると知り、かつ数年間は少なくとも同県に勤務することを伝えていたため、彼女は耐えきれなかったのだと思います。
それ以降は音信不通となり、婚約破棄することとなりました。
婚約破棄されてから大変だったことはありますか?
身内や職場の上司への報告が一番大変でした。また、住まいの契約は済んでいたため、契約のことや家具の金銭的な持ち分など話し合いが大変でした。
幸いにも結婚式の予定は組んでおらず、キャンセル料は発生しませんでしたが、関係者への説明や周りからの目がとても気になりました。
また、新たな出会いを求めるうえでも億劫になりがちで、次の一歩を踏み出すことについて、とても悩んだ思い出があります。
現在婚約中の方に一言
お互いの住まいや職業、年収などは聞きにくい内容ですが、結婚するとある程度は開示することになるため、事前の共有はもちろん、理解したうえで婚約することも必要だと思います。
お互い後悔のないよう、普段からのコミュニケーションが大切と感じます。
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