Webメディア「by them」は、2017年以降(5年以内)にマイホームを購入した後離婚したという方を対象にアンケートを実施しました。
そのなかから今回ご紹介するのは、世帯年収800万円で5000万円の二世帯住宅を買ったという女性のお話。離婚に至った理由や後悔している点、アドバイスを詳細に聞いてきました。さっそくチェックしてみましょう。
夫婦を襲った「まさか」の苦労とは…?

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回答者プロフィール(すべて当時)
- 年齢/性別/職業:女性/28歳/会社員
- 元パートナーの年齢/性別/職業:28歳/男性/会社員
- 家族構成:夫、自分、息子、娘、夫の母
- 世帯年収:約800万円
- 離婚した時期:2020年4月
- 購入した地域:埼玉県
マイホームはいつごろ購入しましたか?
2016年8月ごろに二世帯住宅を購入しました。
いくらで購入しましたか?
約5000万円です。
ローンの借り方を教えてください。
夫の単独名義で借りました。
住宅ローンを組む際に、もしも離婚した時のための不動産処分については話し合っていましたか?
二世帯住宅だったので話し合ってませんでした。
離婚後の住居はどうしていますか?
元夫は、分譲マンションを購入。住んでいた二世帯住宅は売りました。
私と子どもたちは賃貸マンション、夫の母は賃貸アパートで暮らしています。
新しく住居を探した人に質問です。探す際に大変だったことはありますか?
夫の浮気で離婚しました。夫の母親との同居だったので、離婚の際は気まずくて居ずらかったです。
また、二世帯住宅だったので売りにくかったのが大変でした。売却できたときは本当に安心しました。
購入時に気づかなかったこと、こうしていればよかったと後悔していることを教えてください。
婚姻関係にも絶対安心ということはありません。生活するために安定がほしくて家を買って同居したのに、予想できないものだなと思いました。
子どもの環境を守るために奔走しましたが、書類も分与も本当に難しかったです。
名義は夫でローンも夫名義でしたが、実際は義母の援助も大きく、私の収入もあてにしての購入でした。なので、共有名義にするなど、分与に関わることなのでしっかり相談すべきだったと思います。
理想論になってしまいますが、書類とお金はビジネスライクに考えるべき。アメリカでは、結婚のときに離婚についても契約や条件を明確にするそうですが、それをやればよかったと思いました。
義母の老後資金にも手をつけてしまったのは申し訳ありませんでしたが、義母も彼の態度に申し訳なく思ってくれていました。
アドバイスするとしたら、体力勝負となるので健康には本当に気をつけてくださいということですね。
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