Webメディア「by them」は、2017年以降(5年以内)にマイホームを購入した後離婚したという方を対象にアンケートを実施。
今回ご紹介するのは、世帯年収500万円で1500万円の中古分譲マンションを購入したという男性。
購入時は問題がなかったそうですが、男性は「いまはダブルワークで猛烈に働いている」と話します。そうなったのはなぜなのか?さっそく事例をチェックしましょう。
年収500万、1500万の中古マンションを購入したけど…

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回答者プロフィール(すべて当時)
- 年齢/性別/職業:35歳/男性/会社員
- 元パートナーの年齢/性別/職業:31歳/女性/会社員
- 家族構成:自分、妻、長男(7歳)、次男(3歳)
- 世帯年収:500万円
- 離婚した時期:2018年10月
- 購入した地域:愛知県郊外
マイホームはいつごろ購入しましたか?
2008年5月に中古分譲マンションを購入しました。
いくらで購入しましたか?
1500万円(頭金300万円)です。
ローンの借り方を教えてください。
妻との収入合算で借りました。
住宅ローンを組む際に、もしも離婚した時のための不動産処分については話し合っていましたか?
離婚など想定していなかったため、全く話し合っていませんでした。
離婚後の住居はどうしていますか?
そのまま私と子どもが暮らしています。
購入時に気づかなかったこと、こうしていればよかったと後悔していることを教えてください。
私は仕事の給料をすべて元妻に渡し、月3万円の小遣いを貰っていたので、個人の貯蓄はほとんどありませんでした。
離婚の理由は長年のすれ違い。どちらかに過失(浮気などの不貞行為)があったわけではなかったので、ふたりの資産(あまりなかった貯蓄とローンが残っている中古住宅の返済済み分)を合計して、半分にした額を元妻に渡すことになりました。
貯蓄が約100万円、中古住宅の返済済み分は、約1300万円でした。つまり元妻に対して、約700万円の借金を抱えることに…。
子ども2人の親権は私が持つことになり、いまではダブルワークで猛烈に働く毎日です。
こうなることは予想できていなかったので、もう少し考えてから購入すればよかったと後悔しています。
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