Webメディア「by them」は、2017年以降(5年以内)にマイホームを購入し、その後離婚してしまった方を対象にアンケートを実施しました。
今回ご紹介するのは、世帯年収500万円で4000万円の新築分譲マンションを購入した夫婦のエピソード。いまのお悩みや将来の不安、購入時に気づかず後悔している点までお話を伺いました。
世帯年収500万で4000万の新築分譲マンションを購入した夫婦の場合

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回答者プロフィール(すべて当時)
- 年齢/性別/職業:36歳/男性/会社員
- 元パートナーの年齢/性別/職業:30歳/女性/会社員
- 家族構成:自分、妻
- 世帯年収:500万円
- 離婚した時期:2006年10月
- 購入した地域:東京都郊外
マイホームはいつごろ購入しましたか?
2002年5月に新築分譲マンションを購入しました。
いくらで購入しましたか?
4000万円です。そのうち3500万円は頭金として支払いました。
ローンの借り方を教えてください。
僕が単独で借りました。名義も僕ひとりです。
住宅ローンを組む際に、もしも離婚した時のための不動産処分については話し合っていましたか?
まさか自分たちが離婚することになるとは考えてもいなかったので、話し合っていませんでした。
離婚後の住居はどうしていますか?
介護の関係と転勤辞令があり、実家に引っ越しました。
新しく住居を探した人に質問です。探す際に大変だったことはありますか?
妻の荷物の処分が大変でした。
購入時に気づかなかったこと、こうしていればよかったと後悔していることを教えてください。
ペアローンを組まなくてよかったです。ただ、物件は残ったものの、そこに住んでいると元妻の思い出が頭によぎり、ここに住みたくないなぁと思ったので、物件を購入したこと自体を後悔しました。
頭金を多く入れたため、貯金などはほとんどありませんでした。なので、すぐ物件を売却しようかと思いましたが、売却してもマイナスになるので、仕方なく物件を賃貸に出し、物件の価格が回復するのを待ちました。
賃貸として運用するのは、不動産会社との折衝、家賃を滞納した場合の対応、原状回復の立ち合いなど、正直面倒ですね。
また、僕の物件の場合、価格が購入時の価格に戻るまで20年弱かかるというのも疲れました。
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