理想の結婚式は、誰しも一度は思い描いたことがあるはず。でも実際に経験すると、理想とはかけ離れた現実がそこに…。
理想のウェディングをプロデュースする会社、株式会社CRAZYがtwitter上で「# 結婚式に自由を」ハッシュタグでリアルな結婚式に関する声を募集。
すると2日間で1万ツイートも集まり、赤裸々なリアルボイスが多数TL(タイムライン)上にあふれる結果に。その内容から特に多かった不満の声をご紹介します。
令和の結婚観。不満第1位は…?

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Twitterで聞いたでもっともあふれた結婚式への不満は「不自由(38.2%)」。おおよそ4割近くを占める不満意見として噴出しました。
「結婚式をわざわざ結婚式場でやる意味って?もう、バーチャルでいい。」「結婚式って参加すれば良いよなーってなるけど、不自由であることが暗黙の了解みたいになっているのは本当に健全じゃない。」など、Twitterならではの辛辣な意見がタイムラインに。
しきたりという暗黙の了解があり、祝う側も祝われる側も心から楽しめないといった声も多く上がりました。
さらに2位にはこの「しきたり(6.3%)」がランクイン。「自分の結婚式くらい自分で企画したい。演出はしきたりで束縛されパターン化。ほとんどが大量生産の工業製品になってる」と、しきたりやマナーなど主催者にも参列者にも負担の多い暗黙の了解が多く、心の底から愉しめないという声が多いようです。
一方で、その不自由さやを乗り越えて式を実現するからこそ、絆が深められるという前向きな意見も。
「逆に式は辛くて意味わかんないぐらいでちょうどいい。登山とか滝行とかと一緒。2人だから乗り切れたって思いを経て、だからこそ2人で幸せになろうって、夫婦生活に突入すればいい」と、不自由だからこそのメリットを語る声も飛び出しました。
祝う側も祝われる側も不満が炸裂。結婚式のオカネ問題

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さらにTwitterの意見を紐解いていくと、結婚式に関するお金の問題が浮き彫りに。そのため、不満意見第3位には「ご祝儀(9.4%)」、第4位には「ドレス(9.3%)」、第5位には「持ち込み(6.2%)」の3つが並びました。
そのどれもが「ご祝儀の金額が高い」「ピン札を用意するのが面倒」「ドレスの持ち込み料って?」「友達のパティシエにウェディングケーキを頼みたいのに持ち込み量が高すぎて断念した」など、結婚式独特の料金システムや、高額な参加費への不満がずらり。
ほかにも「祝いたいのに、生活が苦しくなるから招待されたくない」など、祝う側からの辛辣な意見や「ドレスや装飾品の持ち込み料ってなんのために?具体的に透明化して分からない経費をなくしてほしい」など祝われる側の苦労も。
さらには「ご祝儀も中国みたいに電子決済にしてほしい」という提案も飛び出しました。
総意は、もっと自由に結婚したい

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Twitterという本音を吐き出したい場所だからこそ、飛び出た結婚式に関するリアルな声。2015年の厚生労働省の調査結果で、入籍したカップルが約64万組に対して挙式を行ったカップルは約35万組と半数でした。
日本独特の慣例に対する不満やお金の問題で断念するカップルも多く、改善の余地ありと言えそうです。一生に一度しかない晴れ舞台、社会全体の風潮が変わりもっと自由な世が訪れることを願ってやみません。
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