Webメディア「by them」は、2017年以降(5年以内)に挙式をした女性30名にアンケートを実施し、自己負担額や後悔している点、これから挙式予定のカップルへのアドバイスをお聞きしました。
今回ご紹介するのは、北九州市で結婚式をしたご夫婦のエピソード。なんと新婦は式場勤務とのこと。普段式場で働く花嫁は、一体どんな結婚式を挙げたのでしょうか?気になる回答をさっそくチェックしましょう!
式場勤務の新婦が「不要」と感じて実際に削ったポイント

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回答者プロフィール(すべて当時)
- 年齢/性別/職業:34歳/女性/会社員
- パートナーの年齢/性別/職業:31歳/男性/会社員
- 出身:福岡県
- 挙式エリア:北九州市
- 人数:約150名
挙式スタイルはどのようなスタイルを選びましたか?
教会式です。教会式で演奏する仕事に携わっており、独特な神聖な雰囲気が好きで、「自分が式を挙げるときは絶対に教会式にする」と決めていたからです。
どのくらいの期間式場を探しましたか?
1カ月で3カ所の式場を見学しました。
どうやって式場見学の予約を入れましたか?
さまざまなサイトを拝見し、公式サイト経由の方が特典がよいと感じたため、それぞれの式場の公式サイトからを予約をしました。
挙式予定の何カ月前に式場の予約をしましたか?
約半年前に予約しました。
最初の見積もりと最終的な見積もりを教えてください。
最初の見積もりは350万円。最終的には320万円になりました。
自己負担はいくらになりましたか?
310万円です。
金額があがった原因は何でしたか?
衣装は当初より予算が大幅に上がってしまいましたが、そのほかで削れるところは削り、持ち込みでできる分は持ち込みにするなどし、最終見積もりは最初の見積もりより下げることができました。
節約したもの、節約したかったものがあれば教えてください。
ブライダルインナー、席札、フラワーシャワー(半分減らして半分フェザーを持ち込み)、テーブルラウンドグッズ一式、プロフィールムービー(手作りに変更)を持ち込み、節約しました。
フェアなどで聞いておけばよかったことがあれば教えてください。
もともと式場勤務だったというのと、実際に挙げた場所が教会式の奏者として携わっていた場所だったので、どういうことができるかできないかは大体把握しており、聞いておけばよかったとよかったと後悔することは特にありませんでした。
1番気になっていたこと(送迎バスの台数・範囲)だけは、事前に必ず確認しようと思っていました。
必要なかったなと思うオプションがあれば教えてください。
スタッフとして色々見てきて、不要と感じたもの(受付やロビーの装花)は、夫に相談したうえでなしにしていました。
また、リングピローを手作りしようとしたのですが結局間に合わず、指輪購入時にいただいたものをそのまま使用しましたが、これは逆に手作りをやめて正解だったと思います。
結婚式当日にバタバタしたこと、困ったこと、起こった事件、後悔したことを詳しく教えてください。
ドレスを着用する際、着付けてくれたスタッフが前撮りと当日で違いました。背中のあて布の見せ方が、当日の方が若干雑になっているように感じ、またそれを後日写真を見て知ってしまいショックでした。
着替えの際は、正面だけでなく、全身細かく自分自身でも確認しなきゃだめだったなと反省しています。
また、直前〜当日になって欠席(お子さんが熱を出してしまったなど)といった連絡が数件あり、引き出物をどうするか、料理をどうするかといった対応に追われて大変でした。
料理に関してはよく食べる方々にプラス1ずつ提供させてもらい、引き出物(カタログギフト)に関しては内祝用に変更。引菓子に関しては自分たちも食べたかったものだったため、後日おいしくいただけて結果オーライでした。
こだわった演出・ポイントや、好評だった演出・ポイントを教えてください。
ゲスト全員とお話できる時間を設けたかったため、演出は最低限にしてゲストとの時間を大切にしました。
自分が楽器演奏しているところを夫に見てもらったことがなかったので、音楽仲間に協力してもらい、コンサート風な演出を取り入れて、ゲストのみなさまと共に演奏を楽しんでもらえたのがよかったです。
選曲も、ゲスト全員が楽しめる曲を選曲。会場全体を巻き込んでのミニコンサートのような演出ができてとても楽しかったし、会社関係者や親族も盛り上がってくれたのでやってよかったと思いました。
これから挙式予定のふたりにアドバイスをお願いします。
2人の価値観やこだわりをすり合わせるのは、とても大変なことだと思います。
迷ったときは何のために結婚式をするのかというのを考え、最善の選択ができたらいいですね。
また、直前になると準備だけでなくゲストからの急な連絡(欠席など)の対応に追われてバタバタしてしまいがちなので、事前にできる準備は余裕を持って終わらせておくこと。
そして、多少予算が上がってしまうとしても式場に頼れることは頼ったほうが心身共に余裕を持って当日を迎えられると感じました。
おふたりが余裕を持って当日を迎えられますように。
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