優しく迎え入れてくれたと思ったら
真夏で蒸し暑い中、訪問しました。実家に到着後、手土産を渡し歓談しましたが、実家の皆さんは暖かく迎え入れて下さってとても嬉しかったのを覚えています。
夕食を終えた後は義弟と義妹も呼び、みんなで花火をしたり楽しく過ごしていました。 すると義母が「近くの温泉入って来なさい」と言ってタオルなどを貸して下さり、彼と温泉へ行く事になりました。
ですが時間が遅かったためどこも閉館していて、温泉に入る事が出来ませんでした。 「家で入ろう」と彼が言い、帰りましたが入れなかったと彼が義母に伝えると「あなたは息子だから良いけど、あの子は入れられない」と言われたそうです。
その後、義母がやってきて「これで体拭いてなさい」とボディーシートを投げつけられました。 すごくみじめな気持ちになり、なぜ私はこんなことをしているんだろうと泣きそうになるのを堪えながら、1人で体を拭きました。
彼いわく、田舎なので外面だけはいいが、内心はよそ者を受け入れようとしない性格だということがのちにわかり、はじめは優しくして貰って楽しく過ごしていたと思っていた時間も、偽物の優しさだったと気付きました。 本当に悔しくて惨めで、最悪なご挨拶でした。(30代/主婦/女性)
「結婚したいと思っている」
初対面の感想は、思っていたよりもご両親の年齢が上だったことです。彼が私の7歳上で、かつ高齢出産だったようで想像よりも20歳くらい差がありました。ご両親も年齢のことは気にされていたようで、とても心配そうに話されていました。
義母は数日前に骨折をしたそうでギブス姿でした。痛くないと笑っていましたが痩せ我慢をされているようで、私はかなり気をつかいました。とはいえ、会話は少なめでしたが穏やかな時間でした。
すると彼がふと「結婚したいと思っている」と話し出し…。確かに結婚を前提にしたお付き合いでしたが、はっきりと結婚の話は出ていなかったので とてもびっくりしました。本当に素敵な時間だったと思います。
その後ご両親には、お礼の手紙を送り、そのまま彼と結婚しました。顔合わせのときに、手紙を見せられて、大切にしてくれていたことがわかり、さらに仲良くすることができました。
結婚するといろいろありますが、好かれようと思うのではなく、彼の親だから大事にしようという気持ちで接すると楽になるし話しやすいです。(20代/会社員/女性)
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