近年マッチングアプリユーザーの急上昇にともない、アプリでの恋愛体験も急増。インターネット上での出会いという特性から、悲喜交々さまざまな体験があふれています。
交際や結婚に至るケースももちろんありますが、最低な相手と出会ってしまうことも…。
今回、Webメディア「by them」はマッチングアプリ経験者30名にアンケートを行い、「マッチングアプリで出会った衝撃的な相手」のエピソードを伺いました。
実際にあった衝撃的な体験を知ることで、未然にトラブルや悲惨な体験を防げるかもしれません。
往復6時間のツーリングデートに向かって…

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回答者プロフィール(すべて出会い当時)
- 年齢/職業:Yさん25歳/飲食業/女性、お相手 男性35歳/会社員
- お住まい:中国・四国エリア
- 出会ったタイミング:2021年冬ごろ
マッチングアプリをはじめたきっかけはなんですか
バツイチのシングルマザーでプライベートの話をできる人がいませんでした。話し相手探しにマッチングアプリを始めました。
彼とマッチングするまで、会うまでを詳しく教えてください
彼からマッチング申請が来たため、プロフィールを見たところ趣味がいくつか一致。さらに自己紹介文も面白くマッチング申請を許可しました。
マッチングごは、趣味であるDIYやバイクの話で盛り上がり、電話をしても会話はとても盛り上がりました。次第に彼への恋愛感情も芽生え「もし会ってみて嫌じゃなければ付き合ってほしい」とも言われ、どんどん気持ちが盛り上がっていました。
マッチングしてから会った際の状況・経緯を教えてください
彼から「後ろに乗せるからツーリングしない?」と誘われました。子どもを保育園に預け、お互いの有給の日を合わせて行くことにしました。
待ち合わせ場所に行くと、彼はいつも写真で見せてくれていたバイクに跨って待っていました。とても清潔感があり、タイプでした。
その日の目的地は県境になっている山の頂上。往復5〜6時間程度バイクに乗る予定でしたが、ヘルメットに付けているイヤホン同士を繋いで会話ができるためいつもと変わらず会話を楽しみつつのツーリングでした。
目的地の山の頂上は景色がとても良くツーリングスポットやドライブスポットとして有名で、平日でもちらほら車やバイクが停っていました。
私たちも写真を撮ろうとバイクを停め、ヘルメットを脱いだ時です。彼の電話がかかって来たようだったので、あまり内容を聞かないように少し離れてから戻ると、彼の隣に彼と同い年くらいの女性がたっていました。
何事…?と思って彼に聞いてみると、女性は彼の妻だとのこと。彼がマッチングアプリをしていることを知り、彼女は自分だとバレないようにアカウントを作り、彼とやり取りをしていたようです。
その中で、「きょうは有給取って、バイク仲間とツーリングに行ってくる」と行先も教えて貰っていたらしく、仕事に行くふりをして家を出た彼を怪しんで車で後をつけたとのことでした。
もちろん私は彼が結婚をしていることなどもちろん知りませんでしたし、行きの道中もとても楽しく、付き合っても上手く行きそうと思っていた矢先だったため凄くショックを受けました。
その後どうなりましたか
彼女は私に「主人の後ろに乗って帰るのはやめてもらえますか。さすがにバイクの二人乗りで密着して帰るのは許せません」「ここに置いていくようなことにはしませんので…」と告げ、私を自分が乗ってきた車に乗せました。そして帰りの2時間半、彼女の運転する車で2人きり、とても気まずい沈黙の時間を過ごしました。
その場ですぐに連絡先も彼女の前で消し、関係を断ちました。
この経験から、どのようなことを学びましたか
婚姻ステータスなど確かに隠せるところではあるし、不倫目的の人も一定数居るのだろうな…と思いました。
かと言って聞いたところで隠されることでもあるのだろうし、恋人を求めているわけではなかったので元々の目的の話し相手探しにだけマッチングアプリを使うようにしようと思いました。
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