「両想いになった途端、急に熱が冷めてしまった」「あんなに好きだったのに連絡を取るのも面倒になった」彼のことが突然嫌いになったり、気持ち悪く感じてしまうのなら、それは「蛙化現象(かえるかげんしょう)」かもしれません。
今回は、最近SNSを中心に話題となっている「蛙化現象」の治し方や陥る理由についてまとめました。
蛙化現象の治し方11選

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付き合ってから急に好きな気持ちが冷めてしまう「蛙化現象」。言葉は知らなくても、なんとなく心当たりがあるという方も多いでしょう。
まずは蛙化現象の具体的な治し方を11個解説していきます。いま現在悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
両想いをゴールにしない
両想いになったことで目標が達成されてしまい、付き合ってから熱が冷めてしまうケースがあります。
特に「片想いから両想いになるまでの期間が一番楽しい」と感じてしまいがちな方は蛙化現象に陥りやすく、交際が始まった途端に「どうしたらいいのかわからない」と戸惑ってしまうことも。
両想いを目標にするのではなく、彼と一緒にしたいことや行きたい場所などを考えてみましょう。
相手に完璧を求めない
相手に期待しすぎていませんか?自分の持つ理想像と現実の相手とのギャップから蛙化現象に陥ることがあります。至らないところや悪いところばかりに目が行ってしまい、失望してしまったという方もいるでしょう。
そのつもりはなくても、無意識に自分の理想像を当てはめてしまっているのかもしれません。過度の期待はせず、完璧ではなくても相手の良いところや個性をそのまま愛せるようになると、気持ちも楽になると思います。
相手の長所や好きなところを考えてみる
どうして相手のことを好きになったのか、相手の良いところを考えてみましょう。相手の長所を並べてみると、嫌なところや短所が気にならなくなるかもしれません。最初に相手のことを好きになったきっかけはなんでしょうか?
好意を寄せた最初のころの気持ちに戻ることで、いま抱えている嫌悪感が軽減されるはずです。
自分が相手に出来ることを考える
恋愛をしていると相手にしてもらうことばかり考えてしまいます。「こうしてほしい」「こうしてくれなかった」など、相手任せの恋愛になっていないでしょうか。
勝手に期待してしまい、至らないところがあると裏切られたような気持ちになってしまいます。相手がしてくれることは一旦考えないようにして、自分から相手にしてあげられることはないか、考えてみると良いでしょう。
恋愛ドラマ・恋愛小説に触れてみる
恋愛ドラマや恋愛小説は、疑似的な恋愛体験になります。恋愛ドラマは視覚的な情報が多く、登場人物や設定から感情移入がしやすいです。
また、キスシーンなどの男女がスキンシップする場面を見ることで、恋愛に対して持っている「気持ち悪い」という嫌悪感が拭えるかも。恋愛ドラマを見ることができない方は、小説がおすすめです。
主人公の感じている好きな気持ちや悩みなどが言語化されているので、読むことで自分の気持ちの整理に繋がります。
一度恋愛から離れてみる
蛙化現象の事を考えすぎて、蛙化現象に悩むこと自体がストレスになっているかもしれません。一度恋愛から離れ、趣味や好きなことに没頭してみるのはどうでしょう?思い切って新しいことに挑戦してみるのもひとつの手です。
自分の時間を充実させてストレスを発散すれば、モヤモヤとした思考がリセットされると思いますよ。
交友関係を広げてみる
蛙化現象は人とのコミュニケーションが希薄だったり、恋愛に不慣れだったりする人に現れることが多いのだとか。
いまの交友関係を少しだけ広げて、新たなコミュニケーションを図ることが出来ればリハビリにもなりますし、自分にはない考え方が見つかるかもしれません。
相手と距離を取ってみる
どうしても相手と関わることができない場合は、一旦距離を置くことも大事です。一度離れて気持ちの整理をするのです。離れることで2人の関係を客観的に分析することが出来ますし、自分の気持ちを落ち着けることも出来ます。
相手の事を考えるのも辛いなら恋愛自体をお休みして、好きなことをしたりしてリフレッシュをすると良いでしょう。
まずは自分のことを好きになる
蛙化現象に陥る原因のひとつとして、自己肯定感の低さが挙げられます。自分に自信が無い人は「どうして自分なんかの事を好きになったのだろう」「自分のどこが良いのだろう」と好きな人に対して不信感を持ってしまうことがあります。
その不信感が蛙化現象の第一段階であるとも言えます。自分のことを好きだという相手は、自分も知らない自分の一面を知っているかもしれません。どうしても自信を持てないという方は、自分のどこを好きになったのか聞いてみても良いと思いますよ。
恋愛相談をする
仲の良い友人と恋の話をするのもおすすめ。恋人には言えないようなことも、気を許した相手なら相談出来るのではないでしょうか。あなたのことをよく知っている相手なら、具体的な解決策を教えてくれるかもしれません。
解決に至らなくても、自分の思っていることや考えを話すことは気持ちの整理にも繋がります。相談をすることで、現状の把握や自分の状況を客観的に知ることも出来るでしょう。友人とじっくり話をして、自分だけでは見つからなかった問題や改善策を挙げてみて下さい。
自分の考えを言語化する
相手との日々の中で思ったことや、感じたことを言葉にしてみるというのも良い手です。SNSで想いをつづったり、人に見られたくないなら日記を始めて見るのも良いでしょう。
何をされて嫌だと感じたのか、何に対して不安なのか、どんなときにそう感じたかなどを具体的に書き記すことで、自分の感情を分析することができます。相手には言いづらいことなども、自分しか見ない日記なら書きやすいと思いますよ。
ぜひ試してみてください。