パートナーとの幸せな生活を続けるには、家族の理解は必須。でもご家族との初対面は誰しも緊張するかと思います。それが実家訪問となれば緊張もひとしお。これからの関係性を良好に保ちたいと不安になってしまう方も多いはず。
今回、Webメディア「by them」は義実家訪問経験者30名にアンケートを行い、「義実家で起きた衝撃エピソード」を伺いました。
実際の体験談を聞くことで、これからの義実家訪問で良好な関係を築くためのヒントを得られるかもしれません。
嫌いだと伝えたはずのに…

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回答者プロフィール
- 年齢/職業:Cさん34歳/会社員/女性、お相手 男性35歳/会社員
- お住まい:中部エリア
- 滞在方法:日帰り
- 現在のお相手との関係性:結婚8年目
お相手とはどのような縁でお付き合いをすることになりましたか
お互い30代半ばということもあり、結婚前提でお付き合いできるようなパートナーを探していたところ、友人の紹介で出会いました。初日から意気投合し、出会って1ヶ月もしないうちに婚約をしました。
義実家を訪問するきっかけはなんですか
彼からプロポーズをされ婚約しました。そのため彼のご両親にお許しとご挨拶を兼ねて、訪問することになりました。
なぜ日帰りとなったのですか
彼のご実家のある場所が車で30分程度とかなり近く、宿泊の必要性がまったくなかったからです。
結婚してからもあるできごとがきっかけで、車で30分程度の距離にも関わらず、正月やお盆のご挨拶などで訪れても必ず日帰りにしています。宿泊したことは8年間1度もありません。
また、ご実家の近くのホテルや宿泊施設に泊まることもなく、必ずできるだけ早いタイミングで自宅へ帰宅しています。
ご実家で実際に挨拶をする際にあったエピソード、状況をできるだけ詳しく教えてください
事前に彼を通して嫌いな食べ物を聞かれ、唯一食べられない「カニ」と答えました。
当日、ご挨拶に伺うと、あちらのご両親や彼とみんなでお昼に鍋を囲むことに。そこで本当に驚いたのですが、まさかのメニューがカニ鍋だったのです。「あ、これ義母の嫌がらせだ…」とすぐに感じました。
事前にカニが嫌いと知っていた彼が、なぜよりによってカニ鍋なのかと義母に問い詰めると、義母は悪びれる様子もなく「好きなものと勘違いしちゃった」とおどけた笑顔。
彼も義母を当然信じているので、彼女の言い訳を信じているようでした。仕方なくそのままカニ鍋の昼食会がはじまり、私はほとんど食事ができず…。義母は一切謝ることもなく、私はみんなが食べているのをただ眺めるばかりでした。
はじめてのご実家への挨拶は悔しくて悲しい気持ちだけが残りました。
その後、どうなりましたか?
義実家とは疎遠になりました。
きっかけはやはり挨拶のときのわざと嫌いなものを出してきたこと。しかもそれから、なぜか私たちの自宅へ定期的にカニを1匹まるごと送ってくるなど、嫌がらせのようなことは続きました。
彼もさすがに義母の嫌がらせに気づいたようで、私へ勝手に物を送ったり連絡するなとビシッと言ってくれました。義母が何をしたかったのかは今となっても分かりませんが、その後近所に住んでいるにも関わらず年2回ぐらい10分程度しか会わない関係が続き、ほぼ疎遠です。
同じようにこれから義実家を訪問する方にアドバイスはありますか?
もしも義両親からの嫌がらせを受けたら、その場は笑顔でかわすことで結婚まではトラブルがないように心がけるべきだと思います。結婚し出産すると立場は変わるので、夫もこちらの味方につけるよう賢く被害者になった方が得策です。
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