パートナーとの幸せな生活を続けるには、家族の理解は必須。でもご家族との初対面は誰しも緊張するかと思います。それが実家訪問となれば緊張もひとしお。これからの関係性を良好に保ちたいと不安になってしまう方も多いはず。
今回、Webメディア「by them」は義実家訪問経験者30名にアンケートを行い、「義実家で起きた衝撃エピソード」を伺いました。
実際の体験談を聞くことで、これからの義実家訪問で良好な関係を築くためのヒントを得られるかもしれません。
義両親に歓迎され、穏やかな団らんの時間も束の間…

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回答者プロフィール(全て義実家訪問時)
- 年齢/職業:Yさん25歳/会社員/女性、お相手 男性27歳/会社員
- お住まい:関東エリア
- 滞在方法:宿泊
- 現在のお相手との関係性:結婚27年目
お相手とはどのような縁でお付き合いをすることになりましたか
私は東京出身、夫は大阪出身ですが、同じ関東圏の会社に同期入社しました。研修期間が3カ月もありました。研修期間中に、夫を含めたグループができあがり、休みの日には一緒にみんなで出かけたりするようになりました。
そのなかで自然と惹かれ合い、交際4年目でプロポーズされました。
義実家を訪問するきっかけはなんですか
結婚前に1度ごあいさつをということで、実家を訪問しました。
なぜ義実家に宿泊することになったのですか
結婚前だったので夫とは別の部屋を用意できるから、ということで宿泊しました。実家付近にホテルなどの宿泊施設はなく、実家に泊まる以外の選択肢が無かったのも理由のひとつです。
夫の実家はリフォームしたばかりだったそうで、「水回りをきれいにしておいてよかった」と夫の母が話していたことをよく覚えています。緊張していたように思いますが、夫の母がとてもよくしてくれたからか、快適に泊まらせてもらいました。
ご実家で実際に挨拶をする際にあったエピソード、状況をできるだけ詳しく教えてください
夫の父母には歓迎され、とても良いご両親だなという印象でしたが、父母以外に祖母や叔父、おいが同席していたのでそれには少し驚きました。
夫の祖母にも初めて会うことになったのですが、祖母の最初のひとことが「東京の人は大阪を馬鹿にしているんでしょ。そうに決まっている」驚くほど偏見に満ちた言葉にだいぶおどろきましたが、「そんなことはないです」と何度も否定して、なんとかご機嫌を取ろうと必死になりました。
繰り返し否定しているうちに、少しずつ「はあ、そうでっか」と飲み込んでもらえ、かなり冷や汗をかきました。価値観の地域差を初めて経験した思い出です。
その後、どうなりましたか?
結婚後、実家には年に2~3回通うようになりました。訪問したあとには必ず夫の母あてにお礼状を出し、すると夫の母からも返事が来て、積み重ねでお互いどんどん好感を持てるようになった気がします。
夫の祖母とはファックスで文章のやりとりをするようになりました。最初はかなり長文のやりとりで大変でしたが、だんだんと打ち解け、少しずつファックスが来るのが楽しみになり、いまでは祖母との素敵な思い出になりました。
同じようにこれから義実家を訪問する方にアドバイスはありますか?
気をつけるべきは父母だけにあらず。そしてずっと首都圏暮らしだった場合、地域によっては「お高くとまっている」的な捉えられ方をすることがあると心構えしておくとよいかもしれません。
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