大好きなパートナー、しかもずっと一緒にいたいなんて考えるなら、お相手のご家族とも良好な関係を築きたいと考える方もいることでしょう。
Webメディア「by them」は義実家訪問経験者30名にアンケートを行い、「義実家で起きた衝撃エピソード」を伺いました。
今回、なかでも特に印象的だったとある男性、Hさんのエピソードをピックアップ。この経験を経てHさんが、これから未来に義実家挨拶を控える方に伝えたいアドバイスも含めてご紹介いたします。
義父、衝撃の告白に彼女は半泣きで…

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回答者プロフィール(全て義実家訪問時)
- 年齢/職業:Hさん28歳/会社員/男性、お相手 女性34歳/会社員
- お住まい:関東エリア
- 滞在方法:義実家近くのホテルに宿泊
- 現在のお相手との関係性:結婚3年目
お相手とはどのような縁でお付き合いをすることになりましたか
私と彼女の関係は、同じバーの常連客。仲の良いバーのマスターからそれぞれ話を聞いていたため、名前は知っておりました。
あるときたまたま同じタイミングで飲むこととなり、そこで初めてお話をしました。そこで意気投合して連絡先交換をし、連日デートしたのちに付き合うことになりました。
義実家を訪問するきっかけはなんですか
その時点で妻には結婚したいということは伝えていませんでした。しかし近いうちにプロポーズを考えていました。彼女のご実家はギリギリ日帰りができるかどうかの、なかなかの遠方。
コロナ禍ということもあり、プロポーズしてから会いに行けるかが不透明だったため、時勢的に落ち着いたタイミングであいさつに行きたいと私から申し出ました。
彼女の母はもう他界されており、お義父様に会いに行くことに。お会いするのはそのときがはじめてです。
なぜ義実家ではなく、ホテルに宿泊することになったのですか
私にはじめてのタイミングで彼女の実家に泊まることに心理的抵抗がありました。しかも現在の彼女の実家は、彼女が社会人になった後に義父が引っ越した先であり、彼女自身もあまり馴染みがなく、彼女もホテルに泊まりたいと希望していました。
最終的には私の業務都合も相まって、滞在中にテレワークをする必要が出てきたので、ホテルに宿泊することになりました。義父には悪い印象を与えないよう、仕事の都合でホテルでテレワークする必要があったと伝えました。
ご実家で実際に挨拶をする際にあったエピソード、状況をできるだけ詳しく教えてください
ご実家にお伺いして最初の挨拶をすると、話に聞いていたとおり非常に愛想がよい素敵なお父さまでした。義父からもいろいろと私に質問をしていただき、どんどん良い印象を持っていただいたように思います。
彼女の昔の話などもしてくれて、和やかに会は進んでいきました。その中で同棲しているという話をしていた時、義父から「実は最近、仲良くなっている女性がいて、一緒に暮らしていきたいと考えているから、似たような気持ちわかるんだよね」といわれました。
私はまさかそんな話をされると思い顔が引きつってしまいました。てっきり彼女は知っている話かと思い、彼女のほうに目をやるとなんと半泣き。
「パパ、私聞いていない…なんでこんなときにそんなことを!」と怒り出す彼女と義父の壮絶な言い争いがはじまってしまい、私は2人を引き離し、彼女の実家から帰ることにしました。
私と義父の関係構築のはずが、父と娘の大喧嘩で終わってしまった挨拶でした。
その後、どうなりましたか?
いまではとても家族間の関係は良好で、あのときの挨拶のできごとも笑い話になりました。
頻繁に彼女の実家に行くことはできませんが、近くを通る際には少しでも足を運ぶようにして、ランチやディナー、一緒に飲むようにすることでコミュニケーションを密にとるようにしていることが要因だと思います。
また彼女と義父の架け橋となるよう努力をしたため、まるで私を「救世主」のように扱ってくれているところも要因かと思います。
同じようにこれから義実家を訪問する方にアドバイスはありますか?
初めての実家に行き、挨拶をするというタイミングでは緊張すること間違いなしです。しかし、ある意味その先の未来を左右するタイミングでもあるので、積極的にコミュニケーションをとることをおすすめします。
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