共働きが珍しくなくなってきた昨今。妻の年収の方が、夫の年収より高いという家庭もあるのではないでしょうか。
今回お話を聞いた麻里さん(仮名)も、妻である麻里さんが大黒柱となっているといいます。
生活費はすべて妻、夫の給料は貯蓄や急な出費で使っているそうですが、麻里さんは「腹ただしい」とご立腹な様子。なぜなのでしょうか?
妻の不満が爆発したNG家計管理法

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回答者プロフィール
- 名前/年齢/性別/職業:麻里さん(仮名)/47歳/女性/会社員
- パートナーの年齢/性別/職業:44歳/男性/会社員
- 家族構成:夫、自分、長男(8歳)
- 世帯年収:900万(夫250万/妻650万)
- 結婚歴:9年目
- 地域:滋賀県
家計はどちらが管理していますか?
夫が管理しています。私の方が仕事が忙しく、家事育児以外に家計管理は負担になったからです。
生活費は分担して支払っていますか?
私の給料で月々の生活費を支払い、夫の給料は貯蓄や急な出費で使っています。
なぜその支払い方法になったのですか?
夫は月々の収入が場合によっては変動するため、私の方が収入が安定しているからです。
支払い負担額は途中で変わりましたか?
支払い方法は変わっていません。
家事の分担はどうしていますか?
料理は半々、買い物は夫、掃除は私です。
現在の支払い方法に不満はありますか?
あります。
それはなぜですか?
夫の貯蓄額が不明であり、私のボーナスは家庭のための貯蓄や投資に回すなど、私の方が収入があるのに搾取されている気分になります。
子どもの学業のための急な立て替えや、子どもの衣服の買い替えなどは、夫は気が回らず私がやる場合が多いのですが、そういった雑費の把握や認識も薄く、私のお小遣いから出すことに対して抵抗がないようで腹ただしく思うときがあります。
また、退職後の将来に向けてのスキルアップを計りたく、そのための費用をキープしたいのですが、夫にはそういった考えが全くなく、同意を得るのが難しいです。
収入が多いのは努力をしている証拠だと思うのですが、夫は私の努力を労るでもなく、収入が毎月あり、ボーナスがあり、毎年年収が上がることを当たり前のように考えています。
そういった稼ぐことへの認識の甘さも腹ただしい点です。
生活費は折半すべきだと思いますか?思いませんか?
思いません。
折半は収入格差がある場合には厳しいですが、自由に使えるお金や貯蓄へ回すお金に関しては、収入の何割という風に決めていく方がいいのではないかと思っています。
結局は家計を握っている方が各人のお小遣いや自由に使うことが可能な額を握っているのが、納得いきません。
家計を円満にやりくりするためのルールがあれば教えてください
家計簿を共有することが一番いいのではないかと思います。
あとは、一時的に立て替えをした場合に請求し忘れ、立て替え費用を出ししぶられることなどがあるので、家庭のための生活費の立て替えや出費は家族で使えるデビットカードなどを活用するいいのではないかと思いました。
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