将来的に一緒にいたいと考えているパートナーのご家族に、いい印象でありたい…。しかしそのせいで、はじめてご挨拶に伺う際は緊張してしまう…。
Webメディア「by them」は義実家訪問経験者30名にアンケートを行い、「義実家で起きた衝撃エピソード」を伺いました。
今回、なかでも特に印象的だった30代男性、ヨシダさん(仮名)が遭遇したとあるエピソードを特集。彼の身に起きたとあるできごとと、その経験を踏まえてこれから義実家訪問を控えている方にアドバイスもしていただきました。
父親、祖父母、親戚、友人までもが一同に会し…

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回答者プロフィール(すべて義実家訪問時)
- 年齢/職業/性別:ヨシダ アキラさん(仮名)39歳/会社経営/男性
- お相手の年齢/職業/性別:29歳/会社員/女性
- お住まい:関東エリア
- 滞在方法:義実家に宿泊
- 現在のお相手との関係性:結婚5年目
お相手とはどのような縁でお付き合いをすることになりましたか
いきつけの居酒屋で近くの席になって共通の話題で盛り上がり、連絡先を交換しあいました。
それからちょこちょこ会うようになり、デートを繰り返すように。思い切って交際を申し込み、正式にお付き合いするようになりました。
彼女の実家を訪問するきっかけはなんですか
結婚を意識していたので、彼女の同意のもと行きました。
初めての訪問は日帰りと宿泊どちらでしょうか
住んでいる場所から彼女の実家は遠距離であったため、日帰りは難しい状態でした。
彼女の実家近くにはめぼしい宿泊施設もなく、挨拶のアポを取った時点で「実家に泊まることが前提」というような口ぶりで義両親から宿泊を促され…。
正直迷いましたが、彼女やご家族の方たちからの強いすすめもあり、宿泊を決断しました。
はじめての土地だったため、正直少々不安に感じていましたが、思ったよりあたたかく迎えてくださりとても嬉しかったです。
ご実家で実際に挨拶をする際にあったエピソード、状況をできるだけ詳しく教えてください
初めて彼女に実家に行ったその夜、なぜか大宴会がスタートしました。彼女の父親、祖父母だけでなく、親戚一同、その友人なども含めて総勢30人ほどの人数が一同に集合。
まだ正式に結婚すると決まったワケでもなくプロポーズもしていないなか、宴会ではすでに婚約したものと扱われ、非常に戸惑いました。
また、私の出身地がかなり珍しかったようで、プライベートなことや実家のことについて根掘り葉掘り質問が飛び交う始末です。
さらに、なまりなのか方言が私にはさっぱり理解ができず彼女に通訳してもらいながらの会話で、内心は「勘弁してくれよ…」と困惑。
皆さん親切でフレンドリーでしたが、「育ってきた環境の違いだな…」とあまりにもカルチャーショックな洗礼に圧倒されてしまいました。
その後、どうなりましたか?
宴会後はご家族と良好な関係を続け、結果結婚に至りました。
しかしその後、彼女の父親が女癖が悪いことが判明したのです。彼女の母親はすでに亡くなっていましたが、生前から女癖の悪さがひどく彼女も悩んでいたそう。
彼女の父親の女癖の悪さは、過去にも度々親戚に迷惑をかけたりトラブルに発展していたそうです。
そして先日限度を超えたできごとがあり、宴会に出席した親戚や友人にいっきに噂が広まってしまいました。
そのせいかなぜか我々夫婦も、訪れるたびに白い目で見られるようになり、自然と彼女の実家へは足が遠のいたため、義父も含めてまったくの疎遠状態となっています。
同じようにこれから義実家を訪問する方にアドバイスはありますか?
性別や住んでいる場所、年齢など、人によって「感覚」は、まったく違うものだと心得ていた方が無難だと思います。
また、どのような方々なのか、事前にパートナーに聞いてから行ってもいいかもしれません。
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