ミュージシャンの彼との結婚生活で生活費はほぼ私が負担。でも好きだからと割り切って甘やかしていたら家には女の影が…。
そんな「パートナーの略奪経験」はフィクション話だけでなく、意外と現実でもあふれています。
Webメディア「by them」は略奪経験者から30名にアンケートを行い、修羅場エピソードを伺いました。
今回はなかでも特に印象的だった20代女性、アヤカさん(仮名)のエピソードをピックアップ。その後の夫のヒサンな結末もご紹介します。
ある日家に帰ると下着姿の女性がいて…。

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回答者プロフィール(すべて修羅場当時)
- 名前(仮名)/年齢/職業/性別:タムラ アヤカさん(仮名)28歳/歯科助手/女性
- パートナーの名前(仮名)年齢/職業/性別:サクマ タケルさん(仮名)33歳/フリーター/男性
- パートナーのお相手の年齢/職業/性別:アンドウ トモカさん(仮名)20歳/フリーター/女性
- お相手と交際していた年数:交際2年、結婚5年
まず、パートナーと交際に至るまでの経緯を教えてください
バイトをしながらミュージシャンを目指して頑張っているタケルとは、マッチングアプリで知り合いました。
タケルは複雑な生い立ちで精神的に不安定なところがあり、一緒にいるうちに彼のことが心配になっていき…。
彼を支えてあげたいという思いから、交際をはじめて2年ほどで結婚しました。
パートナーを略奪した女性とはどのようなご関係でしょうか?
トモカとはマッチングアプリで知り合ったようです。私はまったく知らない女性でした。
なぜパートナーと女性の関係が発覚したのでしょうか
結婚して2年ほど経ったとき、タケルは精神的に不安定でバイトを辞めてしまい、家にこもるようになりました。
当時お金のなかったタケルとの結婚生活は、住む家は私名義で生活費もほぼ私が負担。
ですが、タケルの夢を応援したいという気持ちから気にしないようにしていました。
ある日、職場の都合で早く帰宅しドアを開けようとすると、普段はかけてないドアチェーンがかけてあり入れません。
隙間から見るとそこには見たことのない女性の靴がありました。
タケルに電話しすぐさま開けさせると、そこには下着姿の女性が…。その女性がトモカでした。
タケルはパンツ1枚の格好で、憔悴しきり。私は怒りを1度飲み込み、まずはふたりに話を聞くことに。
「仕事ばかりで寂しかったから」と切り出したタケルは、日中私が仕事でいない時間マッチングアプリでトモカと出会い、お金がないので家で逢瀬を重ねていたとのことで…。
タケルは自分を独身だと偽って女性とつきあっていたのですが、トモカの方は独身ではないだろうと薄々感づいていたそうです。
「好きになってしまって、どうしても別れたくないんです」とグスングスン泣くトモカの姿に私は呆れ果てました。
タケルは何も言わずうつむいたまま。ふたりから謝罪の言葉は一切ありません。
腹が立った私は、そのままふたりを家から追い出しました。
その後どうなりましたか
タケルはどうやらその日はそのまま、トモカの家に転がり込んだようでしたが、数日で私のところに戻りたいと連絡してきました。
そのとき1度は許してあげたのですが、結局タケルはトモカと別れることができず再浮気が判明。
それを知ってもうダメだと思い、私は離婚を切り出しました。
別れるときもタケルは「アヤカもトモカも愛してるんだ…」と最悪の発言。なかなか決着がつかずひどくもめましたが、鬼の心で追い出しました。
なんとか別れたあと、友人づたいに聞いた話ですが、タケルが全然働かないため結局トモカからも捨てられてしまったらしいです。
いま、タケルがどうしているかは知るよしもありません。
この経験から、得られたことはありますか
人を不幸にしておいて、そのうえで自分の幸せは成り立たないものだと思いました。
そして、彼を甘やかしても毅然とした心を持たなければ、再度同じ過ちを繰り返すことも学びました。
今後はダメなことはダメとしっかり割り切りたいです。
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