「パートナーの実家で起きた衝撃エピソード」は大なり小なり、意外と誰しもが持っているようです。
Webメディア「by them」が調査した「パートナーの実家衝撃エピソード」のなかでも、特に印象的だった30代女性、マヤさん(仮名)のエピソードについて今回は特集。
マヤさんははじめての彼の実家挨拶で、とんでもない場面に遭遇。そしてその経験を通してある決断をくだしたそう。
彼の実家でのとんでもない修羅場と、その経験を通してこれからパートナーの実家訪問を控えている方へむけたアドバイスもいただきました。
彼が自分の父親に掴みかかって…

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回答者プロフィール(すべて義実家訪問時)
- 年齢/職業/性別:ワタナベ マヤさん(仮名)33歳/会社員/女性
- お相手の年齢/職業/性別:34歳/会社員/男性
- お住まい:九州エリア
- 滞在方法:日帰り
- 現在のお相手との関係性:破局しています
お相手とはどのような縁でお付き合いをすることになりましたか
学生時代働いていたバイト先で出会いました。彼とはシフトがよく合い、仕事についていろいろアドバイスをくれるようになって…。
ある日バックヤードで、彼が別のアルバイトの男性に「私のことがタイプ」と言っているのが聞こえてきました。
その後、なんとなくお互いに意識しあっていましたが、連絡先も交換しないまま私はバイトを辞めてしまい…。
辞めたあと彼が私と連絡を取りたいと熱望したそうで、人を介して連絡先を交換することになり、その後交際をはじめました。
彼の実家を訪問したのはなぜでしょうか
気づけば彼との交際期間は10年に。長年交際しているのでご挨拶だけでもと思い、実家に伺いました。
彼のご実家への滞在方法は日帰りと宿泊どちらでしょうか
日帰りにしました。地元が同じですし、私の実家も近いためです。
そもそも結婚の予定はなく、もともと長居するつもりはありませんでした。
彼はどう思っていたかわかりませんが、実は私は結婚について前向きではなく、ご挨拶に関してあまり気合いが入らず…。
結婚にも乗り気ではないのに、慣れない場所で気を使いながら長居したくないという気持ちがあったと思います。
彼の実家で実際にあったエピソード、状況をできるだけ詳しく教えてください
挨拶も終わり、皆でそろってリビングでくつろいでいました。
すると突然、彼の父親がテレビのリモコンを操作してチャンネルを次々に変えはじめました。
しかし、見たい番組が決まらないのか、彼の父親はなかなかリモコンを置きません。あまりにもチャンネルを変えるため、なんだか場が落ち着かない雰囲気。
彼の母親が苦笑いで「そんなにせんでもいいやん」と声をかけたところ、なにかが気に入らなかったのか彼の父親は不機嫌になってしまいました。
その後、彼の父親と彼はささいなことがきっかけで言い争いになり、「まったく共感できない」と言った彼に対し、彼の父親は「いまのは許せん」と彼に掴みかかろうとしました。
すると、制止しようとした彼の母親が壁に突き飛ばされてしまったのです。そのようすをみた彼は激怒し、自分の父親に掴みかかりました。
幸い殴り合いや流血沙汰にはならず、掴み合いだけでおさまったのですが、まさかこんなことになってしまうとは…。
私はあまりの剣幕にその場でなにもすることができず、ただただ火の粉を浴びないよう静かにしていました。
その後、どうなりましたか?
その後、彼とは別れました。
実は、以前から彼のモラハラ気質なところが気になっていて…。今回彼が激怒するさまを目撃し、疑いが確信に変わりました。
またそのほかにも、親戚との関係性も気になる点があり、結婚はできないと感じお別れとなりました。
彼とは別れましたので、彼のご家族とも特に関係はありません。
同じようにこれから義実家を訪問する方にアドバイスはありますか?
挨拶に行く前に、まずご両親のお人柄を詳しく聞いておいたほうがいいと思います。
そのうえで起こり得るトラブルをいくつか想定し、なにがあっても冷静に対処できるよう心構えをしていくのが得策です。
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