「長く交際を重ねて」「同棲をするから」「婚約をしたため」など、パートナーのご実家を訪ねるきっかけは人それぞれ。そして、お相手の実家を訪れると、そこでは悲喜こもごもさまざまなエピソードが生まれています。
ミズキさん(仮名)のはじめての実家挨拶は旅行のついでに、彼に誘われてだったそう。彼のご両親とのご挨拶の時間はつつがなく進み、とても和やかな雰囲気に。
しかし彼の「ある一言」で状況は一変したのです…。ミズキさんやその場にいたご両親が号泣した、彼の衝撃告白とは一体どんな内容なのでしょうか。
そしてその挨拶後に急変した、ふたりのその後の関係についてもお話を伺いました。
実家挨拶中の突然の急な告白に私は…

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回答者プロフィール(すべて実家訪問当時)
- 年齢/職業/性別:モウリ ミズキさん(仮名)26歳/会社員/女性
- お相手の年齢/職業/性別:33歳/会社員/男性
- お住まい:関西エリア
- 滞在方法:実家近くのホテルで彼と宿泊
- 現在のお相手との関係性:結婚10年目
お相手とはどのような縁でお付き合いをすることになりましたか
彼とは、友達の紹介で知り合いました。
男性2人、女性2人でご飯を食べに行ったのですが、彼は私たちにとても気を配ってくれてとても優しい人だなという印象。その日は連絡先だけを交換して別れました。
後日、彼からデートに誘われ、2人で会うことに。そして彼からデートの最後にに付き合ってほしいと言われ、交際がはじまりました。
デートの前からメッセージのやり取りを繰り返し、すでに彼に惹かれていたので、告白されてとてもうれしかったです。
彼の実家を訪問したのはなぜでしょうか
付き合って3年目のときに彼に旅行に行こうと誘われ、そのついでに目的地の近くの彼の実家にあいさつに行くことになりました。
ご両親とはお会いしたのは、そのタイミングがはじめてです。
彼のご実家への滞在方法は日帰りと宿泊どちらでしょうか
彼の母親が足を骨折しており、迷惑をかけたらいけないと気を使い、彼の実家近くのホテルに宿泊しました。
ホテルに泊まることは彼が決めたことで、事情も事情だったためご両親も賛成だったようです。
彼の母親に体力を使わせないよう、彼の実家の滞在時間はあいさつに行った1時間だけ。
しかし、1時間だけの滞在でもとても緊張しましたし、泊まるのであればそれなりの準備や心構えも必要なため、ホテル宿泊になって私もありがたかったです。
彼の実家で実際にあったエピソード、状況をできるだけ詳しく教えてください
彼のご実家に到着すると、すぐに居間に通され両親とご対面。
彼のご両親との初対面の感想は、思っていたよりもご両親の年齢がうえだなあということ。
元々年齢は、彼の方が私より7歳うえ。しかもご両親は高齢出産だったようで想像より20歳くらい差がありました。
ご両親も年齢のことは気にされていたようで、とても心配そうなご様子。
私は最低限の礼節やマナーに気を遣いながら、イメージより年上とはいえまったく気にならないことを伝えつつ、なるべくご両親に自分を知ってもらえるよう努めました。
また、彼の母親は数日前に骨折をしたそうで、ギプスのまま歩いていました。
骨折した時はすごく痛かったと言っていたので、私たちの前では我慢して痛くないと言っていたのかなと思います。
察した私は、なるべく出していただくお茶やお菓子を自分で取りに行ったり、彼の母親の負担にならないように手伝いました。
私自身の自己紹介を終えると、ご両親は安心したかのように受け入れてくれ、とても喜んでくれたように思います。会話は少なめでしたが、とても穏やかな時間でした。
すると彼が急にご両親に「俺、実はミズキと結婚したいと思っている」と話しはじめ…。結婚を前提にしたお付き合いでしたが、はっきりと結婚の話は出ていなかったので私はとてもびっくり。
そのまま私に向き合って「俺と結婚してくれませんか?」と指輪を渡しプロポーズしてくれたのです。嬉しすぎて、その場で泣いてしまいました。
彼のご両親も「ミズキさんなら安心」と泣きながら祝福してくれ、本当に嬉しかったのを覚えています。
その後、どうなりましたか?
その後、私たちはめでたく結婚。
結婚のご挨拶もかねて2回目に彼の実家へ行ったときは、ホテルではなく彼の実家に泊まりました。
そのときに、1度目にあいさつをしたあとに送った手紙を見せながら「嬉しかった」と言っていただき、さらに仲を深められました。
同じようにこれから義実家を訪問する方にアドバイスはありますか?
まず、お土産選びは重要です。私は地元の名物のお菓子を持参し、とても喜んでもらいました。
結婚するといろいろありますが好かれようと思うのではなく、彼の親だから大事にしようという気持ちで接すると楽になるし話しやすいです。
私はお土産選びもそうですが、挨拶中に大事にしたいという気持ちで接したことが功を奏したのかもしれません。
いまは彼と素敵な家庭を築いて、とても幸せです。
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