カナコさん(仮名)は、結婚相談所で知り合った価値観がぴったりの男性と結婚を決めました。結婚が決まり、彼のご両親との緊張の初対面。
しかし、そこで判明したのは驚きの「価値観の違い」で…。
今回Webメディア「by them」は、20代〜40代の「パートナーの実家訪問経験者」から「お相手の実家で起きた衝撃エピソード」を調査。
大なり小なり、意外と誰しもが持っていた「衝撃体験」のなかから、特にゾッとしたカナコさんのエピソードを今回はご紹介いたします。
誰でも起こりうる「家庭環境の違い」要因のエピソードは、これからはじめての実家訪問を控えるあなたのタメになるかもしれません。
彼の「家庭の常識」に愕然…。

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回答者プロフィール(すべて実家訪問時)
- 年齢/職業/性別:スドウ カナコさん(仮名)32歳/会社員/女性
- お相手の年齢/職業/性別:38歳/会社員/男性
- お住まい:中国・四国エリア
- 滞在方法:日帰り
- 現在のお相手との関係性:結婚して、子どももいます
お相手とはどのような縁でお付き合いをすることになりましたか
結婚相談所を通じて知り合いました。出会ってすぐに毎週会うようになって、2カ月後に交際。
結婚相談所きっかけでしたが、驚くほど趣味や性格が合い、交際してすぐに結婚を意識しました。
彼の実家を訪問したのはなぜでしょうか
結婚を決めたので、結婚報告のための挨拶でした。ご両親と会ったのは、このタイミングがはじめてです。
彼のご実家への滞在方法は日帰りと宿泊どちらでしょうか
日帰りです。彼のご両親からは「日帰りでもいいし、私たちの家に泊まってもいい」と言われました。
しかし、はじめて会うのに泊めてもらうのは気をつかいすぎてしんどいなと感じ、日帰りにしていただきました。
最初の挨拶は、自己紹介とご両親と軽い会話ができればいいと考えていたため、1時間ほど話してすぐ帰る予定に。
案の定、日帰りの方が気が楽だったので、この計画にして正解でした。
彼の実家であったエピソードとその状況をできるだけ詳しく教えてください
彼のご実家を訪ねると、テーブルのうえには山盛りのお菓子がありました。
彼はもともと、たくさん食べる人。食の好みもはっきりとしています。
「さすが彼のご家族」と思ったのですが、彼のご両親も彼もそのお菓子を、パクパク食べながら話しかけてくるのです。
しかも、1つ1つがボリュームたっぷりのものばかりで、私はひとつだけで満足してしまいました。しかし彼の母親からは「気をつかわなくていいんだよ。もっと食べて」と、優しくすすめられ…。
彼の両親は、とても笑顔で優しく接してくれたのですが、何個も何個もお菓子を食べながら話す姿に「よくそんなに食べれるな…」と内心驚きを隠せませんでした。
挨拶が終わると彼の母親が「残った分は全部持って帰って食べて」と、山盛りのお菓子を紙袋で渡してきたのですが、家に帰ってびっくり。
なんとほとんどのお菓子が、3カ月以上賞味期限が過ぎていたのです。
「え、じゃあ私が食べたものもまさか…」とゾッとしました。
その後、どうなりましたか?
彼に「賞味期限切れてるけど…」ともらったお菓子を見せると「賞味期限は美味しく食べれる期限って意味だし、変な味しなきゃ大丈夫だよ」と笑顔で言われました。
育ってきた環境の違いというか、価値観の違いにとても驚かされました。
そのまま彼とは結婚しましたが、彼の実家には年に1度程度しか行っていません。
彼のご両親はきっと悪気はないと思うのですが、毎度はじまるお菓子攻撃に憂うつになってしまうのも理由の1つです。
こっそり賞味期限を確認するのも嫌ですし、大抵過ぎているものなので、のらりくらりと食べないようにかわすのもとてもストレス。
ただし、関係がこじれるのだけは避けたいと考えているため、メッセージを送るくらいの少し距離を置いた関係を保つよう心がけています。
同じようにこれからパートナーの実家を訪問する方にアドバイスはありますか?
あなたの常識は、意外と彼の家庭では常識ではないかもしれません。
驚くような文化の違いがあるかもしれませんので、注意したほうがいいと思います。
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