ご近所トラブルとしてよく挙げられるのが、「生活音」や「騒音」の問題。
赤ちゃんの泣き声やペットの鳴き声、子どもの声、人の足音、テレビや洗濯機、掃除機などの音。普通に生活していれば、音が出てしまうのは仕方のないことですよね。しかし、あまりにも大きかったり、一度気になり始めたりすると、より気になるもので…。
苦情を言う側・言われる側、どちらの主張もわかるからこそ、騒音トラブルは複雑なもの。解決にも時間がかかるのかもしれませんね。
今回お話を聞いたカオリさん(仮名)も、そんな騒音トラブルに悩まされたひとり。カオリさんは管理会社を通して苦情を言われたそうですが、その苦情の表現に「そんな言い方されていたなんて…」と大きなショックを受けたそうです。一体、どんな表現だったのでしょうか…?
「まさか」の苦情に大ショック…

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回答者プロフィール(すべて当時)
- 年齢/性別/職業:カオリさん(仮名)30歳/女性/会社員
- 家族構成:単身
- ご近所さんの年齢/性別/職業:推定20代/女性/会社員
- ご近所さんの家族構成:単身
- 居住エリア:大阪府
どのような家に住んでいますか?
賃貸マンションに住んでいます。
ご近所さんと初めて会ったのはどのようなシチュエーションでしたか?
初めて会ったのは、トラブル発覚後のエントランスです。お互い気まずい雰囲気でした。
週にどのくらい会いますか?
ほとんど会いません。
ご近所トラブルについて、詳しく教えてください。
当時、マンションの最上階に住んでいました。入居後しばらくして、管理人から「したの階から騒音苦情が来ている」と連絡が…。
新築物件だったということもあり、部屋を傷つけないように注意して丁寧に暮らしていましたし、常にスリッパを履いて生活していたので、騒音なんてまったく身に覚えがない…という気持ちでした。
詳しい話を聞こうと管理会社に連絡すると、「実は今回が5回目の苦情でしてね。足音がゴリラのようにうるさくて眠れないということなんです」と言われ、驚きとショックを隠せずにいました。
スリッパを履いていることを伝えると、したの階の人はどうやら仕事の関係で生活リズムが逆で、私が活動している時間帯に就寝するとのこと。
事情はわかりましたが、そんなにうるさくドシドシ歩いている自覚はありませんし、何より「ゴリラのよう」と表現されたのがとても悲しかったし、しばらく立ち直れませんでした。
数日後にエントランスでたまたま鉢合わせましたが、同じエレベーターに乗るのが気まずくて、最上階まで階段で上がったのが苦い思い出です。
その後、トラブルは解決しましたか?
解決しました。というよりも、管理人から苦情報告を受けることがなくなりました。
ご近所さんとの関係はどうなりましたか?
その2年後に引っ越されたので、こちらも少しスッキリしました。
現在、ご近所トラブルでお悩みの方にアドバイスをお願いします。
騒音トラブルは、些細なことから大きな事件に発展することもあると言われています。
騒音があったとしても、マンションの場合はどの部屋から音が発生しているのかを突き止めるのが難しいので、騒音に悩んでいる側・騒音報告を受けた側は、必ず管理人や大家さんに間に入ってもらい、大きなトラブルにならないよう注意しましょう。
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