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2 件約5万件もの復縁相談を行ってきた、復縁アドバイザーの浅海です。
私のメルマガ「復縁・復活愛の方法～元カレ元カノとよりを戻す方法～」では、元カレ・元カノとヨリを戻したい方のために、毎週復縁情報をお届けしています。
「彼が元カノと復縁をしてしまった」「彼女が前の彼氏と復縁した」といったご相談をいただくこともあります。自分よりも前にお付き合いをしていた相手と復縁するために、自分が振られたという状況です。
そんな状況になるとつい、「とても太刀打ちできない…」と落ち込んでしまいますよね。自分を捨てて戻ったということは、それほど元カレ・元カノに魅力があるということで、「自分なんて…」と考えてしまうでしょう。
たしかに、そのお気持ちもよくわかります。ですが、ここではあえて逆に考えましょう。
相手が元恋人と復縁したということは、もっと注目すべき点があります。それは、相手は復縁に抵抗がないということです。
復縁相談を受けていると、よく「一度別れた相手とは二度と付き合わないと決めている」というお話を聞きます。これはその人の概念の問題なので、感情や状況よりも厄介ですよね。
しかし今回のケースは、復縁でも構わないことがわかっています。これはビッグチャンスです。この点を、ぜひ前向きに考えて行動してみましょう。
元カノと復縁され振られた…だいすきな彼と再び付き合うまで
image by:Unsplash
こうした状況から、復縁することに成功したサオリさん（仮名）のエピソードをご紹介します。
サオリさんの彼・ユウタさん（仮名）は、サオリさんと交際中に、サオリさんと付き合う前に付き合っていた彼女・ミカさん（仮名）とヨリを戻しました。
ユウタさんはミカさんに振られていて、「寂しい気持ちからサオリさんと付き合い始めた」ということも、サオリさんはずっと気になっていたとのこと。
そのため、振られた際も「彼からすれば本当に好きな人と付き合えたのだから、自分は諦めなくてはならない」と考えていたそうです。
しかしやはりユウタさんのことが諦めきれず、「何とかもう一度自分を愛してほしい」と私にご相談をくださいました。
まず初めに、「とりあえずいまは忘れられなかったミカさんが戻ってきてくれたので、彼はサオリさんどころではないだろう」という気持ちをお伝えしました。サオリさんはとても納得してくださって、しばらく距離を置くことに…。
ほかの女性とお付き合いをしているので、ユウタさんはサオリさんとの連絡にはマメに応じてくれませんでしたが、サオリさんは根気強く明るいメッセージを送り続けました。その際にはなるべく頻度を守って、好意を押し付けないことを心がけてもらいました。
ただ、一度破局しているユウタさんとミカさんです。おそらく、何らかの波風が立ちます。
サオリさんによると、ふたりが別れた原因はミカさんの心変わりとのこと。そのため、「ユウタさんはミカさんを心から信用しきれないのではないか」「いざミカさんに不審が募ると、ユウタさんはきっとサオリさんの連絡にホッとするのではないか」と考えました。
しばらくメッセージのやり取りをしていると、ある日ユウタさんから「サオリは彼氏できた？」との連絡が。これまでサオリさんの連絡に返事のみだった彼が、初めてサオリさんに質問をしました。
これは、とても大きなこと。ミカさんに夢中だった彼が、少しサオリさんに興味を持った瞬間だからです。
サオリさんは「私のことをいいと言ってくれる人はいるけど、自分が好きな人と付き合いたいから探索中！（笑）」と明るく返事をしました。
この返信には2つポイントがあります。
- 「いつまでも一人でいるわけではない」「言い寄ってくる人はいる」と伝えることで、暗に彼に危機感を持ってもらう。
- 「好きな人と付き合いたい」と真面目なキャラクターを見せる。いまの彼女は彼からの信用が薄いことを踏まえての返答。
サオリさんとユウタさんの現状を踏まえ、さり気なくサオリさんを意識させたいという意図がありました。
それからしばらく彼の返事はなかったのですが、サオリさんは相変わらず明るくメッセージを送っていました。しかし、以前よりも返信が減ってしまい…サオリさんは「未練があると思われたのではないか」と不安になります。
返信の様子から「好きな人＝彼」と取られた可能性は低く、もし彼が不快に感じるのであれば拒否をするとか、「連絡しないで」と言うなど何か反応があるはず。
それまでの雰囲気が悪くないだけに、返信が来ないことは不自然でした。そこで、しばらく連絡をせずに様子を見てみることに…。
それから2カ月が過ぎたころ。そろそろ連絡を…と思っていたところ、彼から「元気か～？急だけど今度ご飯でも行かない？」という連絡がきたのです。
サオリさんは驚いてすぐに返信しましたが、お互いに都合が合わずまた今度ということになりました。
ただ、「何かあったのかな」と思い、勇気を出してその後電話をしてみると、彼は普通に電話に出てくれて、お互いに近況報告をしたそうです。
そこで、ミカさんのことを聞いてみたところ、特に喧嘩をしたなどではないようですが、彼はあまり楽しくなさそうな感じでした。
その後は連絡の返信も以前より増加。楽しいやり取りを心がけながら、さらに2カ月ほど過ぎたころ。思いきってサオリさんは彼をデートに誘ってみました。今度は都合のよい日にちが決まり、無事にお会いすることができました。
こうして、徐々に距離を縮めていったある日、彼から「会おう」という連絡が…。
サオリさんは「残業で何時になるかわからない」と答えたのですが、彼は「何時でもいい」と。何かあると思いながらもお会いしたところ、彼から彼女と別れたこと、勝手なことをして悪かったということ、そして、サオリさんとやり直したいということを聞きました。
ミカさんはユウタさんと復縁した後も、ほかの男性と連絡を取り合っていたそうです。ミカさんは「ただの友達」だと言ったそうですが、ユウタさんはやはり以前のこともあり、「できればそういうのはやめてほしい」と伝えたとのこと。彼女はわかったと言いつつも、やめていなかったそうです。
それがわかり、彼は愛想が尽き、そんなときにサオリさんの真面目で可愛らしい人柄を思い出し、連絡をし始めたようでした。
サオリさんは「たまたま元カノが彼の意に沿わなかったことで彼が愛想を尽かした」と思うかもしれませんが、それだけではないと私は思っています。
やはり、サオリさんが根気強く彼に明るいメッセージを出せたことや、彼が元カノに夢中になっているときに未練のあるメッセージを送らなかったことで、印象を悪くしなかったということもあるでしょう。
恋人が以前の恋人とヨリを戻してしまった場合、つい「自分にはムリなんじゃないか…」と思ってしまいがち。でも、あなただって恋人だったのです。
あなたには、あなたの魅力がたくさんあります。いまの恋人と比較して自信を失わないこと。誰よりも大切に思っているなら、きっと最後に笑うのはあなたです。頑張りましょうね！
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- この記事はメルマガ「復縁・復活愛の方法～元カレ元カノとよりを戻す方法～」の内容を転載したものです。
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復縁・復活愛の方法～元カレ元カノとよりを戻す方法～
著者：復縁アドバイザー浅海
発行周期：週刊
