パートナーとの結婚が決まったなら、そのあと控えているのは「ご家族へのご挨拶」。緊張の場だからこそ、悲喜こもごもさまざまなエピソードが生まれているようです。
今回ご紹介するのは20代女性ミホコさん(仮名)が語った「彼のご実家挨拶エピソード」。10年交際した彼のご実家へご挨拶に行った際にミホコさんがしてしまった、とんでもない失態とは…?
Webメディア「by them」が60名に聞いた「ご実家挨拶エピソード」のなかでも、特に印象的だったこちらの経験談。
ミホコさんには、ことのあらましはもちろん、自身の失敗を踏まえた「今後実家挨拶を控えるかたへのアドバイス」もうかがいました。
朝、彼の実家で目が覚めると…

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回答者プロフィール(すべて実家訪問時)
- 年齢/職業/性別:サイトウ ミホコさん(仮名)29歳/会社員/女性
- お相手の年齢/職業/性別:29歳/会社員/男性
- お住まい:関東エリア
- お相手のご実家がある地域:関西エリア
お相手とはどのような縁でお付き合いをすることになりましたか
専門学校の同級生でした。同じクラスで席は離れていましたが、共通の友達が多く、よく会話はしていました。
それまではそれほど仲がいいとも言えませんでしたが、ある日突然「ふたりで遊びに行かない?」と連絡がきて…。
はじめは東京に出てきたばかりの私をからかっているのかと思っていましたが、花火を一緒に観に行くことになり、そこで急接近し付き合うことになりました。
彼のご実家を訪問したのはなぜでしょうか
彼との婚約を報告するためです。
彼とは10年近く交際していたため、ご両親には何度も会ってはいました。ですが、正式にご挨拶をした方がいいということで、改めてご実家にうかがうことにしました。
彼のご実家にはどのぐらいの時間滞在しましたか
彼のご実家で1泊させてもらいました。
10年近くお付き合いをしていてようやく結婚を決めたので、私たちがご挨拶に行くのをご両親も楽しみにしてくれていたようで…。「結婚するのならもう家族だし、泊まっていきなさい」と提案してくれたのです。
何度もお会いしていますが、それまでは必ず日帰りでの滞在。宿泊して長時間一緒に過ごすことになるので、とても緊張したことをいまでも覚えています。
彼のご実家であったエピソードとその状況をできるだけ詳しく教えてください
普段からよくお酒を飲むお家だったのですが、私はいつも日帰りだったので遠慮していました。
しかし、私たちが結婚するということもあり、その日は食事もお祝いモード全開。みんなご機嫌に楽しく飲んでおり、私もご家族に入れてもらった喜びと安心でたくさん飲んでしまいました。
頭では「失態のないように!」とわかっていたのですが…翌日目を覚ますと、なんともうお昼の12時。
彼も彼のご家族も起きてから、だいぶ時間が経って目覚めてしまいました。目覚まし時計もかけていたし、彼も先に起きたら声をかけてくれると思い込んでいたので信じられませんでした。
慌てて部屋に向かうとみんな笑って「疲れてたんだね?安心したのかな」と優しく声をかけていただきましたが、自分がやらかした大失態に汗が止まりませんでした。
その後、どうなりましたか?
当日は平謝りでしたが、笑って許していただいて…。その後も彼のご家族は「あのとき顔真っ青だったよ」と笑い飛ばしてくれています。
いまは子どもが2人産まれ、孫を連れて遊びに行くたびに、とてもよくしていただいて嬉しいかぎりです。
うかがうたびにいつも歓迎してくれるので、どこまで手伝ってよいのかといまだに悩みますが、さすがそこは私の大失態を許してくれたご両親。たくさん甘えさせていただいています。
同じようにこれからパートナーのご実家を訪問する方にアドバイスはありますか?
家庭それぞれでまったく考えは違いますが、「あまり気張らず」「歩み寄る」「教えてもらう」の姿勢でいれば問題ないと思います。
ただ、私のように寝すぎるのは注意してください。
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