晴れて彼との婚約が決まったユリコさん(仮名)。はじめて彼の実家にご挨拶することになり、緊張と期待半々の気持ちで向かうとそこでは姑との最悪の時間が待っていて…。
パートナーの実家挨拶は、緊張しすぎたりしてしまうことでさまざまなトラブルが起こりがち。そのできごとがのちに「嫁姑問題」に発展することもあります。
今回ご紹介するユリコさんの「パートナー実家挨拶エピソード」は、そんなトラブルのなかでも特に衝撃的。ユリコさんには、事件の詳細からその後姑が起こした衝撃の行動まで詳細に語っていただきました。
開口一番、彼の母親が放った驚愕のひとこと

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回答者プロフィール(すべて実家訪問時)
- 年齢/職業/性別:イシハラ ユリコさん(仮名)24歳/パート/女性
- お相手の年齢/職業/性別:29歳/公務員/男性
- お住まい:関西エリア
- お相手のご実家がある地域:関西エリア
お相手とはどのような縁でお付き合いをすることになりましたか
もともとは、職場の先輩後輩の関係です。
同じ部署に配属されていたため、帰宅時間もよく同じになり、ふたりで食事に行くようになっていって…。
私の転勤が決まったことで、彼の方から交際を切り出してくれてお付き合いをはじめました。
彼の実家を訪問したのはなぜでしょうか
婚約が決まったためです。
彼の実家にはどのぐらいの時間滞在しましたか
2時間ほど滞在して、日帰りで帰宅しました。お互いの実家が同じ県内だったため、彼の実家にわざわざ泊まる必要性がなかったからです。
彼の両親もそのつもりだったようで、宿泊の話はいっさい出ることはなく安心しました。
滞在後は、彼と2人で近くのレストランに行きディナーを食べてデートをしてお互いの実家に帰りました。
彼の実家であったエピソードとその状況をできるだけ詳しく教えてください
彼の両親とはその日が初対面でした。
もともと交際中に、常に彼から「両親は共働きで忙しいので、来なくていい」と言われていて…。彼とは4年ほど交際していましたが、そのことについては気にもしていませんでした。
挨拶当日、私はファー付きのコートを着ていったのですが、それをみて彼の母親はなぜかしかめっ面。
そして開口一番に「いきものの毛は気持ち悪い。触りたくないから自分でコートをかけて」と吐き捨ててきて…。正直挨拶も済んでいない状態で、急に投げられた暴言に驚いてしまいました。
それから挨拶中もネチネチ「なぜもっと早く挨拶にこなかったのか」「私たちを馬鹿にしているのか」と文句の嵐。
「すみません」と繰り返し伝えるだけの挨拶になってしまいました。
その後、どうなりましたか?
結婚式直前のある日、彼の母親に「渡したいものがある」と呼び出されました。彼の母親は私に、彼名義の貯金通帳と生命保険を渡してきて…。
しかし、そのとき彼の母親がぼそっと「一生懸命育ててきたけれど、これからはすべてあなたの物になるんだね。そう思って受け取ってね」と言ってきたのです。
ますます、この人と付き合いたくないと思いました。
それからはなるべく、彼の両親とは距離を置くようにしています。
同じようにこれからパートナーのご実家を訪問する方にアドバイスはありますか?
訪問前に、両親が自分たちの結婚について、どのように思っているのかをちゃんと聞いたほうがいいと思います。
きちんと事前情報を得ていくことで、変わることもあるかもしれません。
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