離婚の理由は、夫婦ごとに異なります。お互いを思いあって結婚したはずのふたりが、なぜ別々の道を選ぶことになったのか、実体験を聞いてきました。
今回ご紹介するのは、ヨシダさん(仮名)。ヨシダさんは1年の結婚生活の末、パートナーに離婚届を突きつけたそうです。「離婚の原因は妻にある」と話しますが、一体どんなことがあったのでしょうか?
妻が一切口を聞いてくれなくなった理由

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回答者プロフィール(すべて離婚当時)
- 年齢/職業:ヨシダさん(夫)23歳/会社員、元妻27歳/アルバイト
- 子どもの有無/実親・義理家族との同居:なし
- 結婚年数/離婚時期:1年/2021年ごろ
- お住まい:関東エリア
なぜ「離婚したい」と考えたのでしょうか?
私の勤務体制はシフト制で不規則。休みの日も不定期です。元妻はナイトワークのため、昼間から夕方に寝て夜に仕事をしていました。
結婚してから徐々に生活リズムが合わなくなり、私が帰ってきても何も言ってくれず、夕飯も冷凍食品の生活が続きました。
一度、「仕事に行く前に夕飯の用意くらいはしてほしい」と私の口から強く言ったことがあります。それに対して妻は激怒しました。
私はもともと気が弱く、妻に強く意見したことはありませんでした。そんな私の反抗心を妻は許さず、次第に口も聞いてくれなくなったんです。
そんな生活のなかで、一緒に生活をしているはずなのに孤独を感じる日々が続きました。このまま妻との生活を続けていていいのかと考えたときに、メリットを感じなかったため、離婚を決意しました。
離婚を考えてから、関係を改善しようと思ったことはありましたか?
これから一緒に生活をしていくことについて、お互いの友人を1名ずつ連れてレストランで話し合いました。
妻の言い分を妻の友人がフォローし、私の言い分を私の友人がフォローするという形式でしたが、次第にお互いの悪いところばかり罵りあうようになり無駄に終わりました。
離婚を切り出したときの相手の反応は?
妻の方に離婚の原因があり、淡々とした様子で受け入れていました。
離婚後のお気持ちをお聞かせください。
帰ってきても、部屋は暗く、人がいなくて寂しいです。でも、これは乗り越えなければいけませんね。
いま離婚しようか悩んでいる方へ、経験者として伝えたいことはありますか?
離婚しようか考えている時点で、あなたのなかで離婚に気持ちが揺らいでいることは明らかです。
話し合いを行う前に、パートナーと出会ったときのことを思い出してみてください。
それでも、気持ちが冷めており離婚の意思が変わらないなら、関係を解消するべきだと思います。
最後に、離婚によって生活で変わったことや悩みなどはありますか?
離婚後変わったこととして、電気代が減りました。元妻は、起きている間はYouTubeやテレビをつけっぱなしにしておく人だったので、その分が浮いたため家計に余裕がでてきました。
1人は気が楽で、ストレスとは無縁です。
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