既婚者が、結婚生活外で恋愛をする「婚外恋愛」。パートナーに秘密でパートナー以外の相手と交際するのは、パートナーへの裏切りですが、実際に婚外恋愛を経験したことがある人は意外にも多いことがわかりました。
今回は、ゾンデートル株式会社が、30~59歳の既婚男女1500人(男性500人、女性1000人)を対象に実施した「婚外恋愛に関する実態調査」の結果をご紹介。
同調査から判明した、婚外恋愛の経験がある人の割合や婚外恋愛をする人の特徴などをチェックしましょう。
22.5%が婚外恋愛の経験あり!?

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今回の調査では、婚外恋愛を「婚姻関係にあるパートナー(妻・夫など)以外との恋愛関係をいい、体の関係の有無は問わない。不倫・セカンドパートナーも含む」と定義。
そのうえで30~59歳の既婚者に、「婚外恋愛」経験の有無をたずねたところ、なんと22.5%が「婚外恋愛の経験あり」と回答したそうです。
「婚外恋愛の経験あり」の割合は、男性33.0%に対し、女性16.1%。婚外恋愛における男女の格差が浮き彫りになりました。
婚外恋愛の経験がある人の特徴

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年代によっても、顕著な差が出ています。
男性は40代がもっとも多く4割に迫る一方、女性は世代による価値観の違いを反映してか、年代が高くなるほど「経験あり」の割合が少なくなる傾向がみられました。

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また、子どものいる既婚者のほうが、婚外恋愛経験者の割合が高いですね。
男女全体では、「子どもなし」で「婚外恋愛の経験あり」の割合が15.0%だったのに対し、「子どもあり」で「経験あり」の割合は25.6%と、10ポイント以上の差がつきました。
この大きな差を生み出した要因は、子どもがいる男性の婚外恋愛の経験ありの割合の高さ。
次のグラフの通り、子どもありの男性のうち経験がある人は36.5%にも上ります。先ほどの40歳男性の経験ありの割合の高さと合わせて興味深い結果です。
なお、子どものいる女性の経験ありの割合は16.9%で、既婚女性全体の16.1%と大きな開きはありません。
男性が婚外恋愛に走るのはなぜ?

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今回の調査では、既婚者全員に「配偶者への不満」の有無をたずねました。
対象1000人(男女各500人)のうち「ある」と答えたのは44.0%、「ない」と答えたのが56.0%で、男女別にしても概ね同様の割合です。

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しかし配偶者への不満の有無が婚外恋愛経験の有無に与える影響は大きく、「不満あり」の既婚者で絞ると30.9%に経験がありました。不満なしの経験者15.9%に比べて、15ポイントもの差です。
特に、不満ありの男性の47.2%が、婚外恋愛を経験していることがわかりました。不満なしの男性と比べると、割合に圧倒的な開きがみられます。

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一方、女性の場合は、配偶者への不満の有無で、男性ほどの差はみられません。
この結果からも、男性が婚外恋愛に走る大きな要因のひとつは、「配偶者への不満」にあるといえるでしょう。