たとえ普段ケチな様子じゃなかったとしても、節約している部分によっては『ケチな人』とバレてしまう可能性があります。
今回は、「ケチなことにに気づいてしまった…」という4人の体験談をご紹介。もしかしたら、あなたのケチな部分もバレてしまっているかもしれませんよ!
結婚式のご祝儀をとにかくケチる

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「大学のときに仲良くなった女友達を結婚式に呼んだら、ご祝儀が1万円でした。ほかの友人はみんな3万円包んでくれたので、ちょっと浮いてるというか…。でもそのときは、常識を知らないのかなって思ってたんです」
そう話してくれた真由美さん(仮名/31歳)ですが、その友達の行動を見ているうちに、常識を知らないのではなく、ただケチなんだと気づいたそうです。
「その後別の友人の結婚式があり、私はその女友達と一緒に結婚式に参列しました。とても仲がよく親友のような友人の結婚式なので、『3万円じゃ足りないかな、もっと包んだほうがいいかな?』と、ちょっと気になってその女友達に聞いたんです。そしたら『ご祝儀なんていくらでもいいんだよ、たった1日に3万円も出すのはもったいないし、気持ちがこもってればいいんだから。私は今回1万円にした!』と言われたんです」
そのとき真由美さんは、自分の結婚式もそんな風に思われていたんだとショックを受けます。
「たしかにお祝いの気持ちは値段なんかでは表せないでしょう。でも3万円を出すのはもったいないって…出せない事情があるなら仕方がないけれど、それってただのケチだよなと思い、つい『一般的には3万円が常識的らしいから、やっぱりそれくらいは出さないとじゃない?』って言ってしまいました。そしたら『常識とか誰が決めたの?私、5千円しか包まなかったこともあるよ。あと手紙入れた!自分たちの幸せをただ広めたいだけなんだから、それで十分でしょ?』って」
最初は常識を知らないのかもしれない…と言い聞かせていた真由美さん。
しかし彼女のそんな言葉を聞いて、ただケチなだけなんだろうなと思ったそうです。
子連れ旅行なのに必ず深夜便

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「最近知り合ったママ友は、ハンドメイドでかなり稼いでいて、旦那さんは会社の事業者。結構なお金持ちでブランド物のバッグなども持っています。上品な振る舞いで『上流家庭だよねぇ』なんてママ友たちの間では有名でしたが…あるとき、すごいケチなのかもって気づいてしまったんです」
それは、3家族ほどで飛行機に乗って旅行することになったときの話でした。
「それぞれ仕事や予定で出発時刻も異なっていたので、飛行機は別々で、現地集合することになったんです。私ともう一つの家族は昼過ぎに現地に到着したので、そのまま夜ご飯も一緒に食べました。しかしママ友はいくら待っても到着の連絡がない。『本当にあしたの朝落ち合えるんだよね?』と不安になっていたら、24時過ぎに『いま出ました』と連絡がきたんです」
その当時、それぞれの子どもたちはまだ幼稚園の年長。24時過ぎなんてとっくに夢のなかですが、ママ友は時間など関係なしに深夜便に乗せたと言います。さらに…
「『帰りはみんな何時に帰るの?』と聞いたら、ママ友はやはり深夜便でした。『そんなに遅くて子どもたちは大丈夫ですか?ぐずりませんか?』と聞いたら、『でも深夜のほうが飛行機安いので』と言っていて…ああ、この人は子どもの生活リズムより料金の安さなんだなと思い、そこでケチな人なんだと気づきましたね。いくらお金を稼いでいても、その部分にはちょっと引いてしまいました」
遊んでいる最中もとにかく出費を抑えたいらしく、レンタカーを借りてみんなで目的地まで行く予定が、ママ友だけ子どもを連れて電車移動。
昼ごはんもテーマパークのレストランでは一切食べず、テーマパークの外でコンビニのおにぎり…。
「ポップコーンの容器を持っている私たちの子どもを見て、ママ友の子どもも『ほしい、ポップコーンが食べたい』と言っていましたが、『高いからダメ』と買ってもらえず…。当然、おみやげもなし。アトラクションは乗れましたが、子どもが少しかわいそうに感じてしまい、ぬいぐるみをプレゼントしました。そしたらママ友『気を使わせてしまってすみませ~ん』って軽く謝るだけでしたね。『この人、何のために稼いでるんだろう?』と少し疑問に思ってしまいました」