それぞれの家庭によって、家計のルールは異なります。お互い一切不満がないようにやりくりするのが理想ですが、そうもいかないもの。
そこできょうは、「いまのところ不満が出たことがない」と話す結婚5年目の由紀さん夫婦に家計のルールについて話を聞いてきました。
円満夫婦はどうやって家計をやりくりしているのか、さっそくチェックしてみましょう!
「不満が出たことがない」円満家計術

image by:Shutterstock
回答者プロフィール
- 名前(仮名)/年齢/性別/職業:由紀さん(仮名)/36歳/女性/会社員
- パートナーの年齢/性別/職業:35歳/男性/会社員
- 家族構成:夫、自分、長女(3歳)、次女(0歳)
- 世帯年収:世帯年収600万円(夫400万円、妻200万円)
- 結婚歴:5年目
- 地域:岐阜県
家計はどちらが管理していますか?
夫から「任せる」と言われたので、私が管理しています。
生活費は分担して支払っていますか?
すべて私の収入から支払っています。
なぜその支払い方法になったのですか?
夫の収入を貯蓄用にしているからです。
支払い負担額は途中で変わりましたか?
子どもが生まれる前は完全に折半でしたが、子どもが産まれてからは管理しないといけないお金も増えたため、いまの方法に変わりました。
家事の分担はどうしていますか?
家事、育児ほぼ私です。
現在の支払い方法に不満はありますか?
ありません。
それはなぜですか?
子どもが生まれる前までは同額の収入であったため、生活費はひとつの通帳に何万円(同額)ずつ入れて、保険などは各自で支払いといった方法でやっていました。
しかし、夫はめんどくさがりで、毎月決まった時期に通帳にお金を入れるという作業ができず、私だけ入れている状態になりそれが不満でもありました。
しかし、子どもができてからは、私の育休時期や、復帰後の時短勤務の時期に収入の差が出てきて。折半では私の負担が大きく、夫の管理も不十分だったので、私がまとめて管理することになりました。
まとめて管理することで、私だけの負担が大きくなることはなく、お金の出し入れもきちんとできるようになったためストレスが減りました。
しかし、夫名義の通帳を貯金用にしているため、見かけ上私の残高だけが減っている気がして何だかなと思うときもあります。
生活費は折半すべきだと思いますか?
思いません。2人の収入が一家の生活費となるので、収入の差で生活費のパーセンテージを決めるという概念は最初からありませんでした。
私の収入が低いのは、家事や育児をしているからであって、怠けではなく単純な役割分担です。
収入の差があるぶん、家のことや子どものことはきちんとしているので、夫にも何も言われません。
家計を円満にやりくりするためのルールがあれば教えてください。
「これは私、これはあなたが負担」とすると、どうしても差が生まれてしまい、「私の方が負担が大きい!」など不満が出てしまいますが、我が家は2人の収入を1つとしてまとめているので、いまのところ不満は出ていません。
ただし、ボーナスはそれぞれ自分で管理することにしています。
- image by:Shutterstock
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- ※本記事は個人の特定を避けるため、一部情報にフィクションがあります。