たとえ夫婦であっても、気持ちや考え方がすべて一致するというふたりは少ないはず。
価値観をすり合わせるときに喧嘩をしてしまったり、言えずにモヤモヤを抱えてしまいギクシャクしてしまったり…夫婦の危機が訪れることもあるでしょう。
そんなとき、先輩夫婦はどのように乗り越えてきたのでしょうか?
きょうは、結婚20年目のラブラブ夫婦に円満の秘訣を聞いてきました。「妻と結婚してよかった」と感じる瞬間がとても素敵で、印象的でした。
結婚20年でもラブラブな秘訣は…

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- 回答者プロフィール
- 年齢/性別/職業:47歳/男性/会社員
- パートナーの年齢/性別/職業:46歳/女性/専業主婦
- 交際年数/結婚年数:交際2年/結婚20年
- どちらかの親や家族との同居の有無:なし
- 挙式/新婚旅行の有無:あり/マレーシア4泊5日
- お住まい:関東エリア
結婚を決めた具体的な理由は?
とにかく頑張り屋の妻。頑張り過ぎることも多々あり、いちばん近くで助けてあげたいと思ったので結婚しました。
プロポーズはどちらからですか?エピソードも教えてください。
交際を始めて1年が経過したころ。お互いが結婚してもいいかなという雰囲気になっていたため、プロポーズを計画しました。
観覧車のなかで夜景を見ながらプロポーズする予定が、婚約指輪のサイズ直しが間に合わず、普通のデートになってしまい…。
しかし妻は私がこの日にプロポーズを計画していたのを見抜いていて、指輪はなかったものの、プロポーズをしました。
パートナーと結婚してよかったと思うときはどんなときですか?
妻はいつでも私の味方です。もちろん私に否があるときはきちんと正してくれますが、落ち込んでいるときなどは空気を察して励ましてくれます。
あるとき、私が運転する車に子どもがよそ見をして自転車でぶつかってきました。
周りにいた人たちは運転手である私の不注意であるかのように見ていましたが、妻は子どもがよそ見していたことをしっかりと確認していて。
このとき妻は周りにいた人たちに反論することなく、私の手を握って「大丈夫だから」と言ってくれました。
結局子どもの自転車のタイヤ跡が車の後部についており、警察によって子どものよそ見が事故の原因であることが判明しました。
このとき妻が手を握って励ましてくれなければ私の心は穏やかではなかったでしょうし、周りにいた人たちに暴言をはいていたかもしれません。
妻が励ましてくれるたびに安心感するので、結婚してよかったと感じました。
夫婦円満でいるためのルールを詳しく教えてください。
1週間に一度、必ず一緒の時間を過ごすようにしています。
妻も私もアクティブな性格なので、最近では一緒にサイクリングを楽しんでいます。また、仕事を終えて夕方の時間帯にウォーキングすることもあります。
ウォーキングは会話しながらなので、お互いの気持ちを知ることのできる、いい機会だと感じています。
ほかには、家事を分担していることですかね。私は仕事があるので、任されている家事はそれほど多くはありませんが、妻の負担を軽減できていると思いますし、妻も感謝してくれています。
喧嘩したときの仲直り方法を教えてください。
正直、妻と喧嘩すると無口になってしまうんです。そのため、喧嘩した日は口を利かずに終わってしまうことが多々あります。
それでも1日過ぎれば元通りに接するようにしようと決めており、次の日は積極的に妻に話しかけるよう心がけていますね。
時間が経てば妻も喧嘩のことを忘れるらしく、元通り接してくれます。我が家の場合、喧嘩を長引かせないことが仲直りの秘訣です。
これから結婚を控えているカップル、夫婦仲を改善したいと思っている2人に向けて一言
気持ちや考え方がすべて一致する夫婦はいません。異なる2つの人格が一緒に暮らすわけですから、必ずすれ違いは生じます。
そのため、すれ違いを最小限に抑えようという努力に加え、すれ違いが生じたときにどう対処するかについても考える必要があります。
また、口に出して言わなければ相手に伝わらないこともあるので、相手の感情を考慮しつつ、自分の意見を述べることも大切です。
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