すべては必要なタイミングでやってくるから
ああ、このまま、私は鬱々とした気持ちを抱えるのだろうか?ただ、そのとき、ふと思ったんです。子どもがほしい人は「できないこと」に悲観する。子どもがほしくない人は「できること」に悲観する。これって子どもができるという出来事は同じなのに、受け取る人によって、真逆にとらえて人生を歩んでいる。
悲観して人生を送るのも、楽しく人生を送るのも、同じように時間は過ぎるのなら、私はどちらを選択する?間違いなく後者でしょう。そこからパッと目が覚めたように、「子どもがほしい」「子どもができない」という思いに執着するのをやめました。やめたというより、スッキリ手放せました。
私は決めたんです。子どもができても、できなくても、どちらでもよし!私はどちらでも幸せに充実した日を送る!
そのような考え方になってからは、また、バリバリ働き始めました。そもそも働くのが大好きで、仕事が大好きで、死ぬまで仕事をしたい私です。いま思えば、子そもがいないことで、思い切り、本当に思う存分、仕事に打ち込めました。
この考え方は、いまにもつながる気がします。私の人生は、一筋縄でいかず、大体いつも、最初に予定変更を余儀なくされる人生でした。だからこそ、うまくいかなかったときの対応が上手になったんだと思います。
うまくいかなかったときに、「どう捉えられるか」はとても大切で、人生は自分の心の置き所次第。私の場合は、最初にうまくいかないおかげで、後で「ああ、あのときうまくいかなかったおかげで、もっといい未来があった!」と必ずカバーされています。
子どもができなかった件も、もうできないと諦めていた(というより忘れていたの方が正確です)ころになって、やってきたチャンスでした。こちらも、いま思えば、過去の私は心も体も子どもを迎える準備ができていなかったと思います。だから、できないのが当然だったかもしれません。
子どもができたときは、体も体温が高めで健康的、精神的にも安定、成熟してきているときでした。感情的な部分では、人間の意識はワガママなので「いま!?仕事もうまくいっていて離れられない時期なのに!」なんて、思ったこともありました。
でも、「やっぱりベストなタイミングで物事は運んでいくものだ」と感じております。どんな出来事も、人生も、自分の心の置き所次第で、しあわせになれますからね。
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