こんにちは、スピリチュアルカウンセラーの星のしずくです。今回は、「by them」に寄せられた質問を取り上げます。「自分だったらどうするか?」という視点で読み解いてみてくださいね。
QUESTION
結婚相談所や婚活パーティー、アプリ、合コンなどで出会った男性とデートを重ねてきましたが、30歳のときに円満に別れた元彼が忘れられません。お互い恋人はおらず、連絡はたまに取るのですが、復縁のアドバイスをいただきたいです。
復縁を考える前に、別れた理由を思い出そう
長らくお付き合いしたであろう元彼と、新たに出会った人たちと。交際期間の短いうちから比較してしまうと、断然、元彼の居心地のよさが強調されてしまいます。
円満に別れたにせよ、当時別れを選んだのは事実です。お互いに相容れない決定的な理由があったはず。
その決定的なものは、ふたりの努力では乗り越えられそうにない。そのため別れたはずです。
時間はあなたを癒し、思い出は美化される傾向にあります。同時に、時間の経過によって、当時は理解できなかったものを理解できるようにもなっていきます。
しかしながら、元彼のあなたとの思い出が美しいままであるとは限りません。
時間は人を賢くします。時間の経過とともに、「彼女と別れてよかった」と、もしかしたら感じているかもしれません。
「円満に別れた元彼が忘れられません」とおっしゃっていますが、忘れられないということは未練があります。未練があるなら円満ではありません。
ふたりにはなにかしら共通の課題があり、試練があります。しかし円満に別れたのであれば、そこにはなんの課題も残っていません。
彼のことはキレイさっぱりと忘れて次のステップに進むこと。それが円満に別れたときのお作法です。
元彼に会って自分の気持ちを確認して
もし、それでも復縁したいと思うなら、元彼に実際に会って確かめてみましょう。確かめるのはあなた自身の気持ちです。
会ったときにあなたはどのように感じるのか。ご自身の心と身体の反応をチェックしてみてください。
ただ懐かしい、会えてよかったと思うだけでは復縁するには不十分です。どれだけ抑えようとしてもこらえきれず、想いも涙もあふれてくるようであれば、あなたの彼への想いは本物です。
ほかの男性とのデートが「お出かけ」なら、元彼と一緒にいるのは「戻った」という感覚。まるで実家に戻ったかのような魂の安堵と安心を感じるなら本物です。
ただし、彼も「あなたと復縁したい」と願っているかどうかは別です。どれだけあなたが復縁を望んでいても、彼の想いを尊重するのが思いやりであり愛情です。
もし彼も、あなたと会ってまるで実家に戻ったかのような安堵と安心を感じるなら、もう一度、ふたりには祝福という名の新たな未練と試練、人生のテーマが与えられるでしょう。
今回のポイント
- 復縁を考える前に、当時別れた理由がなんであったかを思い出そう
- 相手のことをキレイに忘れて次に進むのが円満に別れたときのお作法
- 元彼に会って魂の安堵と安心を感じるなら復縁の思いは本物
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