「人は見た目が9割」だから…?
『人は見た目が9割』(竹内一郎・著、新潮新書)というベストセラーがありましたが、こと合コンや婚活では、「初対面の印象がとっても大切」ということは、誰もが知り、納得していることでしょう。
「見た目」とは何も、顔やスタイルといった容姿だけを指すのではありません。服装や髪型、喋り方、態度、マナーやしぐさなどさまざまな要素が、その人の「見た目」となり、「人に与える印象」になります。
そのため、結婚相手を探し求めている婚活中の方の中にはプロのスタイリストにトータルコーディネートをしてもらったり、マナー講座に通ったりしている人もいるようです。
そうはいっても、第一印象をアップさせるための方法はいくつもありすぎて、いったい何から手をつければよいのかわからない…という人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、結婚相談所パートナーエージェントが30~39歳の既婚男女2,400人に対して実施した「婚活」に関するアンケート調査の結果から、合コンや婚活をするときに最低限意識しておくべきポイントをご紹介します。
婚活を通じて結婚した方はどのようなことに気をつけたのか、婚活するために自分を変えたことはあったのかなど、いま婚活をしている方、あるいはこれから婚活を始められる方に役立つ情報が盛りだくさん。ぜひご覧くださいね。
30代は合コン世代?
その前に、どれくらいの人が「婚活」をしたことがあるのか、ちょっと気になりませんか?
今回の調査で30代の既婚男女2,400人に「いままでに婚活をしたことがあるか」を聞いたところ、全体の40.7%の人が「婚活をしたことがある」と回答、そのうち、男女ともに「合コンに参加した」(男性:65.6%、女性:68.6%)が最多という結果になっています。
「20代の仕事・恋愛・結婚」に関するアンケート調査では、20代の53.7%が「合コンに参加したことがない」と回答しています。若い世代の合コン未経験者は増えているようですが、30代の婚活はまだ「合コン」が主流であるといえそうです。
結婚相手とはどこで出会う?
30代既婚者のうち「婚活をしたことがある」と回答した978人に対し、現在の結婚相手が婚活を通じて出会った相手なのか、またどのような方法で婚活をしたのかを聞きたところ、「友人・知人の紹介」で出会った人がもっとも多く、 男性27.6%、女性は24.3%という結果になりました。続いて「合コン」(男性:15.7%、女性:12.7%)、「婚活サイト」(男性:10.2%、女性:10.0%)という結果になっています。
「幼馴染み婚・同級生婚」に関するアンケート調査では、1990年代は職場結婚が最多というアンケート結果が得られていますが、結婚相手と出会う方法も時代とともに変化しているようですね。
それでは、婚活のために自分自身が変えたところについて、既婚男女の回答をみていきましょう。