「運動・食事・睡眠」の土台が整っていれば、ストレスを受けにくい状態をキープできます。
とはいえ、理想論なところはあって疲労がたまってくると、昼まで寝てしまったり、ジャンクフードが増えたりします。ちなみに私は、やたらとパンと麺類を食べたくなります…。
そのため、問題が解決しなくても一時的な対処は必要です。イメージしやすいのは、カラオケや旅行かなと思います。
ストレス発散に関しては、人によって千差万別なので「これが絶対におすすめ」というものはもありません。
ただ私が自身の疾病に向き合い、リワーク施設で支援をする中で、「没頭できる」「無になれる」対策は効果が高いと実感しました。
しかし、これも人によって異なります。完全な独断ですが、今回は私が大好きな「サウナ」を取り上げていきます。
サウナは「熱い」「むしろキツイ」「おじさんっぽい(?)」というネガティブなイメージも持たれているかなと思っていますが、サウナはメンタルに良い「可能性」を秘めているのです。
自律神経の切り替えを行ってくれる

image by:Unsplash
私たちの身体には、交感神経と副交感神経という2つの神経があります。
厳密にいうと迷走神経というものも存在していますが、話が複雑になるので、この2つの神経で話を進めます。
交感神経には、身体を動かす役割があり、日中の活動時や緊張しているときに活発になります。
一方、副交感神経は心と身体を休ませる役割で、リラックスしている時、睡眠時に活発になります。
ストレスが続くと常に交感神経が働いた状態になるため、寝付けなくなったり、寝ても疲れが取れにくくなります。
サウナは、高温による刺激で交感神経を一気に高めます。その後、水風呂に入ることで副交感神経にスイッチします。水風呂がしんどい方は、外気でくつろぐこともあります。
「しっかり上げて、しっかり下げる」この切り替えによって、自律神経がリセットされます。
水風呂に入り、ゆっくりとイスに座っていると、「思考が止まる」「ぼーっとする」「力が抜ける」ほぼ強制的に「無」に近い状態に持っていくことができます。
これが、副交感神経が働き始めているサインなのです。
私が以前読んだのは「サウナは自律神経をバグらせる」と書いてあり(良い意味で)、衝撃を受けた記憶があります。
結果、それが「ととのう」という状態につながるそうです。何とも言えないフワフワ感は、サウナでしか味わえない感覚です。
>>サウナで「ととのう」極意を徹底解説!初心者でも簡単にととのえる方法
サウナは本当にメンタルを改善できるのか?
サウナや温熱療法ついては、うつ症状の軽減に関する研究報告が出てきています。
- 抑うつスコアが低下
- ストレスの軽減
- 気分の改善が数週間持続
- 睡眠の質の改善
>>サウナは「うつ」に効果があるのか?複数の研究論文と注意点を紹介
>>サウナの利用が、うつ症状を大幅に軽減する可能性:研究結果
以上の結果だけみると「サウナにメンタルに良い!」と思ってしまうところですが、過信は注意してください。
サウナは万能ではない
大事な点なので、誤解がないよう書いておきます。
「サウナは健康にいい」「うつを治せる」という話が一人歩きしていますが、現時点ではポジティブなデータだけ出ているわけではありません。医師からは、下記のような指摘もされています。
- 高温環境は身体に負荷もかかる
- 体調によっては逆効果になる
- 多くの研究が小規模で発展途上
特に「寝不足が続いている」「体調が悪い」「気力が極端に落ちている」、このような状況だと、むしろ悪化することもありえます。
以前、疲労感がものすごい時にサウナに行ったことがあるのですが、リラックスどころか、疲れ果ててしまった経験があります。
またメンタル状態が悪い時は、90℃の室内で考えごとをしていました(苦笑)。
この場合は、本当にサウナは避けてください。サウナを神格化せずに、あくまで「補助的な方法」として利用しましょう。


0 件
