彼氏や彼女ができると依存してしまう。本当は甘えたいのに顔色ばかりうかがって、パートナーにペースを合わせるばかり。「飽きられたくない」と尽くしすぎてしまう。知らず知らずのうちに無理してしまっている恋愛をしていると、そのうち疲れてしまいます。
そんな「しんどい」と感じる恋愛をしてしまうという、by themのQUESTIONに寄せられたお悩みに答えました。
Q.私はHSPです。すぐに彼氏に依存し、尽くしすぎて「しんどい」と感じる交際をしてしまいます。依存しないための改善方法はありますか?このような相手とならうまくいくのでは、といったアドバイスもいただきたいです。
HSPのかたの恋愛傾向
この度はご相談くださいまして、ありがとうございます。HSPのかたの恋愛の傾向としては、激しい恋に落ちやすかったり、相手に依存する傾向が高いといわれています。
まずはご自身で相手に「依存している」と自覚があることは、とても素晴らしいことだと思います。自覚するのとしないのでは、全然違いますから。依存しないための改善方法と、うまくいく相手のタイプを知りたいとのことですね。
まずは「うまくいくタイプ」からお話ししていこうと思います。ここで質問です。もし私(や他のカウンセラーさん)から、「○○のタイプの男性があなたに向いています」といわれたら、その通りにそのタイプの人を好きになれますか?どうでしょう?
…それって、なかなか難しいと思いませんか?理性的に「自分に合っているのはこのタイプだから、私はこの人が好き(好きになる)」と決めることができるなら、苦労しないですよね。
恋って、頭でするものではありません。なので「うまくいくタイプ」を考えるより、「改善方法」に目を向けてみましょう!
再び質問です。最近の自分の言動を振り返ってみてください。「彼が~」「彼がこういうから~」「彼はこう思うから~」「彼のために~」など、主語が「彼」になっていませんか?
依存するタイプの人は、自分の意見を持たず相手の意見を「自分の意見」としてしまうところがあります。心理学でいうところの「他人軸」の状態です。
まずは主語を「私は」に戻すところから始めてみましょう。私は、こう思う。私は、○○が好き。私は、○○をしているとき、楽しい。自分の頭で、自分のことを考えてみましょう。
次に、「私だけ」の時間を持ってみてください。「彼」とは関係ない「私」だけの趣味や時間を作ってください。どんなことでもいいんです。自分1人で何かを達成するということが重要です。