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「こうあるべき」の呪縛。私たち親子が幼稚園を2度辞めたワケ
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私の娘は、年少さんのときに幼稚園を途中退園しています。当時は途中退園したことで気がかりなことがたくさんありました。

たとえば「先生への退園理由はどうしようか」「周囲にはなんて説明しようか」とか、「実家の両親にはなんていおうか」「小学校入学までの期間はどんな風に過ごそうか」、「せっかくできた友達と離れ離れになるけど娘の心は大丈夫かな」などなど。

気がかりなことの大半は「人の目」でしたが、いざ途中退園してみたら、本当にまったく問題なかったのです。

始まった、最初の幼稚園探し

image by:Unsplash

私たち家族は娘の小学校の入学を見据えて、3度ほど引っ越しをし、現在に至ります。

いまでこそ「自由な学校教育」を求めている私たちですが、初めからそうだったわけではありません。そもそもそういった魅力的な小学校は県外にしかなく、幼稚園に通っていた当時は「わざわざ学校のために県外に行く?ないない!それは…」と思っていました。

小学校なんて、まだまだ先の話。保育園や幼稚園だって魅力的なところはあるから、まずはそこに行ってから考えてもいいのではないか、と。

「いまの環境でできることって何だろう」という視点から、自然体験の機会が多い幼稚園の体験会に何度も足を運んでみたり、私立幼稚園で自由教育を実践しているところを探ってみたり。

その結果、家から通える「まぁ、ここならいいだろう」という新潟県内の保育園に通わせることにしたのです。当時は「家から通える」っていうのは絶対条件だったし「保育園(幼稚園)の段階では義務教育の弊害はそれほどないだろう」と思っていました。

そもそも、娘は小さいころからたくさんの人に触れてきていたので「順応性が高いし、どこに行っても楽しめるだろう」と考えていたのです。

娘からのSOS

最初の慣らし保育の段階では、少し泣いたり駄々をこねたりすることはあったけれど、4月の後半には随分と園生活に馴染んでいるようでした。

私自身も「子どもが楽しむには、親も園を楽しむことが大事!」という思いがあり、園の行事には積極的に参加していました。「1日先生体験」もやったし、夏祭りは夫と2人で仮装して子どもたちを喜ばせた。

でも、3カ月ぐらい経ったころからでしょうか。「娘は保育園を休みたい…」というようになったのです。

始まりは「お腹が痛い」だったと思います。「行きたくなければ行かなくていい」という方針だったので、2つ返事で休ませていましたが、その頻度がだんだん多くなってきた。

しかも、どうも本当にお腹が痛いわけではなさそうだったのです。よくよく探ってみたら「先生が怒ると怖い」とか「お昼寝がイヤ」とかポロポロと行きたくない理由を口にし始めました。

一時的な思いという可能性もあったので「休みたい」といってもなんとかうまいことをいって、娘の心をなだませつつ、通わせることももちろんやっていました。

「友だちが楽しみにしているよ!」「先生が待っているよ!」「楽しい行事があるよ!」「美味しいおやつがあるよ!」「面白い遊びがあるみたいだよ!」最初はその口実で娘の心も反応していたけれど、長くは続かなかったのですよね。

当日になって「やっぱり行きたくない」といったり、先生から連絡がきて、途中で迎えに行くことになってしまったり。ずっと認めたくなかったけれど、もう認めざるを得ない状況になってきていたのです。

娘からのメッセージは、私たち夫婦がずっと抱えてきた「義務教育に対する違和感」に対して起きていて、モヤモヤとした心が娘にも投影されているように感じました。

「このままでは娘の心が壊れてしまうかもしれない」そう感じるようにもなってきて、私たちは真剣に話し合いを始めました。そして決めたのです。義務教育の違和感を抱えたまま進むことはやめよう。自由な教育を提供してくれる学校に通わせるために、いま、動き出そうと。

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by
佐藤友美子

夫と娘の3人家族。「子どもは自由に伸び伸びと」「個性、可能性を伸ばした子育てがしたい」という思いで小学校入学のために県外から移住し、私立小学校に入学させるも、理想と現実のギャップにもがく日々。そんな中、宇宙人「エイブラハム」の本に出会う。

前の記事:子どもへの苛立ちは、自分への苛立ち?親子の絆深まる自分との対話術

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- Writer

美容ズカイストあつこ

理工大学で4年生をカットし、飛び級で理工大学院に入学。物事をロジカルに考えるのが得意。かつて敏感肌だったことから、化粧品成分に興味をもつ。また、実験が好きで、化粧品の効果を独自に実験し、検証。

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りばてぃ

ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。

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山本早織

16歳の時に芸能界デビュー。ヤングジャンプやマガジンなどの雑誌や、ドラマや舞台などの活動後、25歳で引退。26歳の時に結婚をし、28歳で離婚。
その後フラワーデザイナーとして独立し、婚活女性への女性らしさをフラワースクールの中でレッスンしていく。その後ご縁あって恋愛コンサルタントとして独立。

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寺長根愛

メイクスタジオ経営から芸能人・タレントのヘアメイクなど、幅広く活躍中のメイクアップアーティスト。

とにかくメイクが上手くなりたい女性のために、メイクに関する情報を惜しみなく配信する無料メルマガが好評。

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大和まや・ゆうきゆう

精神科医・心理研究家。あらゆるジャンルの心理学を極めた、セクシーな精神科医たち。あやつる心理学のスキルは1000を超える。「ゾクゾクしなければ人生じゃない!」がモットー。趣味は瞑想と妄想。特技はスノーボード。

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岡田あすか

大学卒業後、大手アパレルメーカーに総合職として入社。 ヤングブランドの運営管理を担当。退職後モデルとして、旅行番組の海外ロケ、自動車メーカーのCMなどに出演。アパレルからモデル、15年洋服に携わって来た中で、自分はもっと服を着る楽しさを人に伝えたい。その想いから、現在のスタイリストという職業を選択。様々なライフスタイルの人の魅力を引き出すことに定評がある。近年、テレビやラジオなどメディアにて、ファッションアドバイザーとしても多数出演中。

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久野浩司

19881993年アメリカ留学(ニューヨーク、フロリダ、LA)/1995年旅行会社 H.IS. に新卒入社/19962014年トイズファクトリーA&Rチーフプロデューサー(SPEED / BRAHMAN / ゆず、など数多くのアーティスト、バンドを担当)/20144月~カナダ・バンクーバーへ子育てのため移住(現在は14歳男、11歳女のパパ)ananGINGERBAILAMISSELLEなど多数、女性誌にコメンテーターとしても登場

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海野千尋

1981年静岡出身。東日本大震災をきっかけに自分の生き方を再定義し始める。現在は3つのNPO団体や任意団体に関わりながら、“マイプロジェクト”である家族の未来をサーチする「ネオ・ファミリースタイル学」のキュレーターとして活動。「#新しい働き方・これからの生き方」を自分自身が体現していくことを実践中。

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