メルマガ『蝶々の夢旅・恋旅・ときめき旅☆』の著者であり作家・エッセイストの蝶々さんの元に届いたのは、オーストラリア在住の女性からのご質問。
日本に帰りたい気持ちがある一方で、なにかと続く海外での生活。
心身ともに健康に生きていくため、日本の神社がない異国の地でも浄化はできるのでしょうか?
メルマガ読者からのご質問
蝶々さんこんにちは!
蝶々さんの本を初めて手に取ったのは中学生か高校生の頃に出版された『小悪魔な女になる方法』でした…かれこれ20年近くファンなのですが、こうしてお手紙を書くのは初めてかもです。メルマガとっても嬉しいです。始めてくださってありがとうございます!
私はオーストラリア在住で、もしかしたらオーストラリアに永住するかもしれません。
日本が大好きなのでずっと「日本に帰るぞ!」という気持ちで頑張ってきたのですが、ビザが切れそうになる度に延長するように物事が流れていくため、もう少し海外で修行しなさいということなのかな…と、最近ようやく腹を括り始めたところです。
そこで質問です!
オーストラリアには、日本の神社がないのです…泣泣泣。神社がない場合、教会など他宗派の施設で浄化してもらうことはできるのでしょうか?
神社のない異国の地でも、日本の女子として心も身体も健康に生きていける秘訣を教えていただけると嬉しいです。
いつも女神パワーをありがとうございます。
蝶々からのアンサー

image by:Unsplash
オーストラリアから、ご質問ありがとうございます!今、そちらは真冬なんですよね。
『海外ライフでの浄化はどうすれば!』は、海外女神さん’sにおける、定番の疑問・お悩みだわ~と思い、取り上げさせていただきました。
オーストラリアのどこにいらっしゃるのかな。
私も若いころ、シドニーからバイロンベイへと、ほとんど物も持たずに1カ月くらいさすらっていたことありました。束縛彼氏からの家出がてら(笑)。
「太陽パワーすごすぎで、いっぱいワイン飲んでも、すぐ蒸発する~!」とか本気で言いながら、現地でできたお友達たちと、歩き飲みしていた。懐かしいです。
で、素敵な思い出がいっぱいのAUだけど、教会にたむろするジャンキー(薬物やアルコール中毒)の方々の多さ!も、妙に心に残っていたり…。
よくも悪くもあいまい文化で優しい日本の世界とちがって、海外は光と闇のコントラストや、人間が決めた階級によるすみわけのようなものが、クッキリしていますよね。
で、本題。神道的解釈でも量子力学的概念としても、「神は光」なので。
本来は、世界中のどこにいたって、即・つながることはできますし、現世上日本人であっても、海外の神様やエネルギーが守護してくれていたりご縁が深かったりは、大いにあると思うんです。
たとえば私自身も、サイキックの方々には、アマテラスさんだけじゃなく、ギリシャやイタリアの女神様がバックにいらっしゃる的なことを指摘されること、多いです。
ケンタウルスまであった(笑)。でもやっぱりそういう国や土地にはご縁ができやすいし、いやすいんですよね。
そして、人間と大いなる存在をよりつながりやすい磁場に調えてくれるのが、神社や教会などの施設と考えるといいです。
一方で、世界中にいろんな神様がいるけれど、種類や宗派を分けてるのは、人間の思惑や積み重なってきた歴史や事情なので…。
せっかくご縁ありAUにしばらくいらっしゃるのだから、そこは日本人らしく(笑)あまり区分けして考えすぎず、 その土地の管轄の大いなるものとつながる、自分の心身・波動を調える、 という意味で、現地の教会に通われるのが一番いいんじゃないかな?
アメリカでもAUでも、EU圏やイスラエルにいるときでも、私はそうしてます(ハワイには出雲大社があるので、そこに出向いたりはします)。
タイにいるときはワット・ウモーンなど、お気に入りの寺院に必ずお参りしたり、MAERIMのリゾートに滞在していても、ホテル敷地内のあちこちにいる小さな仏様にも、朝夕手をあわせてお祈りして、仏様たちとも仲良くするし。
海外時間を過ごされて、帰国されたときに、ご縁があったり伊勢だったり地元の神社に出向かれては?
「これこれこういう事情で、私はしばらく海外で生きていくので頻繁に神社参りはできませんが、心にはいつもありますし、お祈りしています。お守りください」など、よくお願いされるのがいいですね。
一方で、この件も深く語ろうと思えば、魂レイヤーだったり、その人の人生の時期次第でいくらでも…というとこはあるテーマ。
たとえば、行く場所場所で、人々や土地の邪気や重いものをもらってしまいやすい女神体質だからこそ、若い時期や短期的には、海外にいる方が楽(私は地上から離れられる機上が、最もラク笑)、ってこともありますよね。
私もとてもそう。自分に合う土地にいると、正直、体型や肌つやまで変わります。
でもたぶん、それは、どこまでいっても異邦人だから…ということもあって。
大人としてどう命をまっとうするか、ということを考えたときに、自分にとっての本当のベースは、母国があるところなのか、家族がいるところなのか、系列の神様エネルギーがあるところなのかなど、考える局面がいつかくるかもしれないです。
私自身の見解としては、世界中のどこで生きていってもいいやと長年思ってたんですが、子供ができたときに、見えるもの見えないこと全部ひっくるめると、母国語が使えて、自分の生まれた国にいた方が、私は母親としての責任を果たしやすい、と考えたのは正直あります。
よく思い出しますが、長くNYで暮らされ世界的なご活躍をされていた坂本龍一さんも『老後は絶対日本に帰りたい、ERとかで運ばれて死にたくない。そりゃそうだよ』とおっしゃられて、京都で土地を探されてましたよ。
もちろん、間は間で大切なNY時間で後悔などはないでしょうし、ご自身で経験しながらわかっていくのが人生の旅であり醍醐味。
気の良い教会に時々通われながら、母国の神々とのご縁もいつも真ん中にはおいて。AU時代、めいっぱい楽しまれてください!
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