みなさんこんにちは。星のしずくです。
明日新月をむかえます。新月に思いを馳せる人が増えることで願い事はさらに叶いやすくなります。
新月の願いは叶いやすいのですが願いが叶う人もいれば、そうでない人もいます。
願いを叶える人と、そうでない人にはどのような違いがあるのでしょうか。
その違いについて紫音先生からメッセージをいただきました。
しし座の新月は「決断の星座」

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どんな願いごとにもそれを叶えるためのイニシエーションがあります。「イニシエーション」とはスピリチュアルな世界における入門の儀式。
たとえばバンジージャンプは、成人の儀式が起源だと言われています。これもまた、成人になるための入門の儀式=イニシエーションと言えます。
それは現代における入学試験のようなもの。その試験を合格してはじめて願いを叶える扉が開かれます。
「洗礼を受ける」という表現もありますがこの洗礼もキリスト教徒になるための儀式=イニシエーションからきています。
そこから派生して「通過儀礼」としての意味合い、社会や集団に身を置くために必要な経験を初めて受けることを「洗礼を受ける」と表現されるようになりました。
もしあなたが叶えたい願い事があるけれどもなかなか叶わないというとき、その願い事を叶えるためのイニシエーションがなんであるかを探ってみましょう。
何事も願いを叶えるには「お試し」がやってくるものです。「試練」と言い換えてもよいでしょう。
試練と言うと、厳しい、苦しいというイメージがつきまといますが、けっして厳しいものでも苦しいものでもありません。
ただ中途半端な思いではなく情熱的な思いがあるかどうか。ハートから願っているのかどうかが問われています。
なんとなく「みんながやっているから自分もやってみたい」とか、「世間体もあるので、そろそろほしい」とかそうしたことではなく、いまはその可能性が限りなくゼロに近くてもそれでもやってみようじゃないかという意気込み。
自分のハートから、あるいはおなかの底から湧きあがる思い。ただ頭で考えた願いではなくて身体感覚がともなう熱い願い。
その自分の感覚に正直に。あとは起きることに任せて楽しむことに注力しましょう。
それが、願いを叶える道筋でありイニシエーションという試練を楽しむ秘訣です。
大切なことは実現できるかどうかをはじめから頭で考えないこと。それをやってみたいのかどうか。
それを頭で判断するのではなくまずは、あなたのハートの反応を確認することなのです。
そして、ひとたびそれをチャレンジすると決めたらただただ楽しむこと。その次にときに頭を使って工夫して世渡りをしていくこと。
この順番が願い事を叶えるエッセンスです。
できるかどうかは別にして自分のハートに正直になること。自信をもってチャレンジすること。
叶えたい。けれどもそれを実現させたら、大変なことになるかも。そうした不安を断ち切るのに有効であるのが、しし座です。
今回の新月はしし座の位置で起こります。しし座は、決断の星座。
なにかを決めるということはなにかを断つということ。古いエネルギーを手放し新しい情熱を目覚めさせるのにぴったりの星座です。
そうやって古いエネルギーを解放させてあげるとあなたのもとには自然と新しい時代のエネルギーがやってくるようになります。
この新月の期間はこれからの自分にとってハートの声に耳を傾けて自分に必要なものを選びそうでないものを手放すとき。
そうやってあなたは新しい世界の扉を開くカギを授かります。
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