家族にとって幸せな決断は?
こうやって振り返ってみると、我が家は娘が小さいころからはみ出していましたね。最初から枠からはみ出していた、というよりも「順応しようとしたけれど結果的に無理でした」というタイプ。だから周囲から見たら「えっ、あの人が?」「なんで?」という1番謎の多い家族だったと思います。
自分たちの強い思いがあるにも関わらず、人の目が気になって最初は枠に収まろうとする。でも結局我慢できなくなって、自分たちの思いを貫く行動をする、これが私たちのパターンなのかもしれません。「そんな手間暇かけずに、最初から人の目を気にせず動けよ!」という話でもありますが…。
当時はその選択ができなかったのです。仕方がありません。それで、人の目を意識した選択をして「あ〜違ったね」と初めて気づき、それがあったから行動するパワーが湧いたのです。どんなに遠回りであろうと、そこに無駄な経験はひとつもないし、むしろこの経験があるから人生に深みが増すとも思っています。
我が家みたいな選択をする方はそういないかもしれないのですが、子育てにおいても「自分がやりたいようにやるのが1番いい」と思っています。
そのとき、つい人の目が気になってしまうのですが、思ったほど大ごとにはならないものなのだとわかったのです。
それはなぜか?自分の願いを実現させたいからなのですね。できるだけ波風立てずに実現させたいから「こうなったらどうしよう…」という問題より「どうやったらうまくいくか?」という解決に意識がシフトするから。
ママやパパがやりたいように、子育てしていこう。やっぱりこれが親にとっても子どもにとっても、幸せな決断だと私は日々感じています。
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