最近よく耳にするようになった「女性向け風俗」。
長らく、お金を払って性的な“いろいろ”をしてもらうのは、基本的に男性だけだと思われてきたが、女性も同様にお金を払って性サービスを利用するようになってきた。
この数十年での女性の社会進出や男女平等云々も関係しているのだろうか、「女性にだって性欲はあるし、性的なことへの興味もある。性の話を普通にしたっていいでしょ!」という風潮が当たり前になりつつある昨今。
女性の性が解放されるためのサービスが生まれ、それを利用する人が増えることは、当然の流れなのかもしれない。
というわけで、まだ性サービスはバージンだけど興味津々!な筆者が、「女性専用マッサージ」という類のサービスをワクワクドキドキしながら初体験してきたのでレポートしたい(ちょっと赤裸々な表現も含まれているので、覚悟して読み進めてくださいね)。
- 筆者が「女性向け風俗」を体験するまでの話はコチラ
- 夫や彼もいたけれど…アラフィフの彼女が「女性向け風俗」を利用するわけ
性欲とは、気持ちよさとは
筆者は性サービスを体験する前に、なぜそういうサービスが女性にとっても当然(というか必要?)になってきたのかを改めて考えてみた。
性欲、およびそこにまつわるアレコレは、人によって考え方も受け止め方もさまざま。ムラムラをスッキリ解消したい、肌の触れ合いで寂しさを埋めたい、エクスタシーを体感したい…などなど。なかには、そもそも性欲というものがよくわからないという人もいる。
「生理前だからムラムラする!」などと筆者が言うと、「そのムラムラという感覚がよくわからん」と答えた友人がいた。一方で、「彼と別れてから最近全然シてない!ヤりたい!」と言っている友人もいる。
そのヤりたい!という彼女は、自分にとって性欲がどんなもので、どうするとその欲が満たされるのかを知っているからこそ、その発言が出るのだと思う。
筆者はまわりのたくさんの女性たちと、日ごろから性についての話をすることもあるため、おそらく自分は“性欲が強い方”なのであろうということは以前から自覚している。