「性欲」は女性にだって当然あるんだから、それを隠さずオモテに出してもいいのでは?という話は、昨今よく聞くようになりました。筆者個人的には「女性も性に対してもっとオープンに」という流れになっているのは、とてもよいことだと思っています。
これまでオープンに語られることはなかったけれど、自分の欲求を解消するために「する」だけではなく、性体験によって得られる感覚や感情をもっと探求したい、と思っている女性も実は少なくないはず。その証拠に、最近は女性でも風俗を利用している人が増えているのだとか…。
でも「風俗行きたい」とか「風俗行ってる?」って、なかなか友達に言えたり聞けたりしないですよね?
そこで今回は、実際に女性用風俗を利用している筆者の友人に話を聞いてみました。「女性用風俗ってどんなもの?」「どんなことしてくれるのか興味がある!」と思っている方は、きっと参考になると思いますよ。
なぜ今、女たちは風俗を利用するのか?
女性はなぜ、女性向け風俗に行ってみよう、使ってみようと思うのでしょう?そのきっかけについて、筆者が漠然と考えていたのはこんなこと。
- 現在「いたす」相手が不在。自身の性欲を自覚している(シたいと思っている)
- 夫や彼氏とレスになった(が、自分に性欲があることを自覚している)
- 行為自体は好きだけど、夫や彼氏とは合わないと感じている、または相手のやり方が気に入らない(気持ちよくない、痛いなど)
- 恋人やセフレは面倒だからいらない。性欲だけ解消したい!
やはり、自慰行為と違って相手あってのことだから、理由はこんなところかと思っていました。
…が、実際利用している人からは、斜め上からのご意見が!
筆者のかつての先輩であり、年上の友人としていつも色んなことを享受してくれる、アラフィフの由紀子さん(仮名)。彼女が女性用風俗に行くことにした理由は、ちょっと違ったのです。
由紀子さんが女性向け風俗を利用するわけ
筆者:女性用風俗ってさ、ヤりたいけど相手がいないとか、もうダンナとはヤれないみたいな人たちが行ってるのかなあ。どんな人たちが行ってるんだろう?
由紀子さん:私、使ってるよ!
筆者:え!そうだったの!?まあ元ダンナさんとは離婚するくらいだから、別れる前からあんまりシてなかったのかな…ってなんとなく想像つくけど、たしか離婚前も彼氏いたよね?
由紀子さん:彼氏いたよ。もちろんその彼ともシてた、全然普通に。
筆者:じゃあなんで行ったの?なんか彼との営みに何か不満があったとか?
由紀子さん:いや、まったくない。むしろ別物だと思ってる。
筆者:色んな人とシたいってこと?
由紀子さん:じゃなくてね。別にいままでの人たちにも、彼らとの行為自体にも不満は別になかったの。変なこととかイヤなことしてくる人がいたわけじゃないし。普通に気持ちいいと思ってたよ。
でもさ、ある日ふと、「私は本当にエクスタシーというものを感じたことがあるのだろうか…?」って思ったんだよね。