直接聞いたところで、きっと正直には話されないであろうことは、男女間にはいろいろあると思います。
なかでも、パートナーが「風俗利用をしているかどうか」は、知りたいけどなかなか知ることが難しいことのひとつかもしれません。
性欲は多くの人にあるもので、その処理の仕方も人それぞれ。特に「風俗を利用するという行為が、浮気に該当するか否か」という議論は、男女の間で常に存在し得るテーマである気もします。
そこで、「パートナーが風俗を利用することについてどう思うか」を、さまざまなタイプの男女へ聞き取り調査しました。
後編である今回は、「男性」のキモチに迫ります。前編「女性に聞いてみた編」はこちら。
気持ちが悪い!絶対イヤ!「許せない」派
パートナーの女性が風俗を利用して性欲を満たしていることについて、「嫌悪感を持つ」「絶対にやめてほしい」という男性たちのご意見からみてみましょう。
- 自分が浮気もしたことがないため。パートナー以外の体に触れることに興味もないし、そうできることが信じられないから(25歳)
- 自身にすでに性欲がなく(もともと薄い)、そこに興味関心がないため理解しがたい(46歳)
- シンプルに、好きで大切にしている女性がほかの男に触られていると思うと気分が悪いしショック(29歳)
- 正直いうと自分はいいけど、相手には絶対使ってほしくないと思う(39歳)
- ずるいとは思うが、女性には貞操観念を強く持っていてほしいからそういうことをしないでほしいと本音では思ってしまっている。「そういう女なんだ」と見てしまいそう(33歳)
- 男性は単純に性欲処理と割り切れるけど、女性の方がその男性自身に本気になってしまったり、行為にハマってしまうのではないかと疑っているから(41歳)
風俗を利用してほしくない、と思っている派の男性たちの理由でした。
「好きな女性として見ることができなくなってしまいそう」「大切にできなくなるかも」という思いがあるようですね。
ここは、女性が男性パートナーに対して風俗を利用してほしくない理由とは、似ているようで少し異なると思いました。ヒアリングをしてみると、より男性の方が裏切られたという感覚や嫉妬心、風俗に行った女性への嫌悪感を強く持つのだと感じます。
「自分はいいけど」「“女性には”貞操観念を持ってほしい」というご意見はいかがなものかと個人的には思います。だって、性欲は男性にだけあるものではありませんよね?