私が体験してきたのは「エクスタシー」だったのか?
これまた話が急展開。なんかもう、何を質問したかも飛んだ。そして彼女の話は続く。
筆者:これまた深いことを思ったね。ずっと思ってたの?40代になってから思ったの?
由紀子さん:若いころはそんなこと思わなかったよ。こんなもんなんだろうなって思いながら多分やってたし。
この歳になるとさ、ホルモンバランスとかの影響もあるんだろうけど、性欲高まってんなーって実感すると同時に、ただヤればいいわけじゃないって感じてきて。せっかくヤるんだったら、しっかりと体が満たされる行為にしたいなって思ったんだよね。ストレートに「性欲を満たしたい」って思ったというか。
筆者:それで「私は本当にエクスタシーを感じているのかどうか?」ってとこに行き着いたの?
由紀子さん:うん。でも、別に毎回それを感じなきゃいけないとはもちろん思わないよ。好きな人だったら、一緒に寝たりちょっと触れたりするだけでも、もちろん気持ちは満たされる。
でも、体感としてエクスタシーを感じてるのかどうかってことは、それとはまた別の話でしょ?自分はシてる最中に「これがそうだ」って思ってきたけど、もしかしたら違う感覚なのかも…とか思ったりしてきたわけ。
筆者:じゃあ、いわゆる“イク”って感覚が、「本当にこれで合ってるのか?」みたいなことを探求したかった感じ?
由紀子さん:そうそう、それに近い!もちろん気持ちいいし、ほかの行為では得られない感覚だから、自分的には「きっとこれなんだろうな」って思ってきたわけよ。
でもさ、改めて考えたら、それって自分で判断しているわけだから、「これが絶対そうだ」とはわかんないじゃん?だから、女性の体について熟知しているその筋のプロにしてもらって、私の反応を見てもらって、「こういうこと?」って聞いてみたらわかるのかなって思って。
それに、いわゆる彼氏や夫といったパートナー以外の人にシてもらっても、自分はエクスタシーを感じられるのかってことも興味があったの。
筆者:確かに、女性だってパートナーとの行為じゃなきゃイけないってわけじゃないもんね。もちろん、好きな人との行為じゃないと気持ちよくないって人もたくさんいるだろうけど。それで、お店を調べて行ってみたと。
由紀子さん:そう。探究心がうずいちゃってさ〜、凝り性だしいろいろ調べたよ(笑)。
女性向け風俗は2種類ある?
筆者:凄まじい好奇心だな〜。そういう理由で女性用風俗を利用する人もいるのか!でも、お店を検索するにもどんなワードで検索したらいいの?
由紀子さん:まずは普通に「女性用 (スペース) 風俗」で(笑)。
筆者:まんま(笑)。
由紀子さん:うん、まずは正攻法で探さないと!
筆者:風俗ってひと言でいっても、男性用向けのお店だといろいろな種類があるじゃない?やっぱり女性向けのお店もそうなの?
由紀子さん:私は大きくわけて2種類あるんだなって思ったけど、掘ったらもっとあるのかもしれない。
筆者:その2種類って?