あす2020年12月7日(月)からは、二十四節気のなかの21番目「大雪」です。
読みかたは「おおゆき」ではなく、「たいせつ」。「大雪」には雪が激しく振り始めるころという意味があり、今年は12月21日(月)までとされています。
「二十四節気(にじゅうしせっき)」とは?
「二十四節気」とは、1年を春夏秋冬にわけたものをさらにそれぞれ6つにわけた季節のこと。その年によって、1日ほど前後することがあります。大雪の次の二十四節気は、1年でもっとも昼が短いとされている「冬至(とうじ)」です。
ほかにも「二十四節気」をさらに5日ほどで細かくわけた「七十二候(しちじゅうにこう)」もあり、名称は気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっているのが特徴です。「七十二候」の名称は日本の気候や風土に合うように何度も変更され、現在の名称になりました。
「大雪(たいせつ)」とは?
2020年の「大雪(たいせつ)」は、冒頭でお話した通り12月7日(月)〜12月21日(月)。大雪のころになると、日に日に寒さが厳しくなるとされています。
大雪をさらにわけた「七十二候」は、12月7日(月)〜12月10日(木)の冬がおとずれる「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」、12月11日(金)〜12月15日(火)の動物たちが冬ごもりを始める「熊蟄穴(くまあなにこもる)」、12月16日(水)〜12月21日(月)の鮭が川を遡上する「鱖魚群(さけのうおむらがる)」です。
「大雪」の旬の食べ物は?
「大雪」のころの旬の食べ物は、
- 白菜
- 大根
- ニラ
- レンコン
- サケ
- タラ
- 洋梨
など。このなかでも特にオススメなのが、「レンコン」や「大根」。これらの根菜類は、水分が少なく、ビタミンCやビタミンE、鉄をはじめとするミネラルが多く含まれており、体をあたためる作用があると考えられています。これらを使ったオススメの旬ものレシピをご紹介しますね。
旬もの「大根」を使ったレシピ
今回ご紹介するのは、扶桑社から10月29日に発売されたばかりの『10分で完成!たっきーママの朝ラク!スープジャー弁当』でご紹介されている「ピリ辛鶏大根」。7分でできるので、今晩のおかずにオススメです。
300ml入りスープジャー1個分の材料
- 鶏もも肉(2.5cm大に切る):100g
- 大根(1cm幅のいちょう切り):4cm(200g)
- 万能ネギ(小口切り):適量
- 水:100ml
- 砂糖:大さじ1
- しょうゆ、みりん:各大さじ1と1/2
- コチュジャン、ごま油:各小さじ1/2
作り方
- 耐熱容器に大根を並べてふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で5分ほど加熱する。
- 小鍋に水、砂糖、しょうゆ、みりん、コチュジャン、ごま油を入れて混ぜ、1と鶏肉を煮汁に浸かるように入れて蓋をし、中火にかけて3分ほど煮る。
- ジャーに入れ、万能ネギを散らす。
あすの「大雪」以降は、日に日に寒さが厳しくなるとされています。旬ものを食べて体の芯からあたたまりましょう!