何年も一緒にいる夫。何かあっても変わらずそばにいる姿を見ると、新鮮さと同時に感謝も愛情表現もつい疎かになりがちです。
そんな妻を見れば、同じように夫側も関心を失うもの。夫とずっとラブラブに過ごす妻は、常にふたりのつながりを大事にしています。
きょうは、仲良し夫婦の夫が心がけているのはどんな点なのか、円満術についてご紹介します。
夫の愛情をつかんで離さない妻が心がけている「円満術」とは?
日々の挨拶を意識する
ひとつ屋根の下に住んでいれば、毎日当たり前に口にする挨拶。ふと気がつけばいつも自分から言うばかりで、夫の生返事にイラッとする妻も多いのではないでしょうか。
慣れた間柄だからこそ、「おはよう」や「お疲れさま」は適当に済ませても何とも思いません。
ですが、それを受け入れてしまうと「返事をしなくていい」「挨拶はなくてもいい」などおかしな“暗黙の了解”が成立する可能性があります。
夫とラブラブな妻は、当たり前の習慣を大切にするので、いつも自分から声をかけることを意識しています。張りのある声色に笑顔の妻を見れば、夫も気持ちよく返事ができるものです。
そして、「自分からも言おう」と自然に思えるのが、愛情が長続きする秘訣でもあります。日々のことほど、気を抜かない姿が夫婦にとって良い刺激になるのですね。
ヒステリックにならない
男女関係なく、カッとなれば大きな声をあげたくなるし、イライラが募れば八つ当たりしたくなることもあるでしょう。
年齢を重ねるとコントロールが難しくなるという人もいます。そんな自分の姿を配偶者に見せられるのは甘えでもあり、「許してもらえる」と思うからこそ出てしまいます。
ヒステリックになってしまうことは仕方ないとしても、自分の機嫌が悪くなれば夫や家族に当たり散らすことを当然とするのは間違いです。
仲良し夫婦の妻は、怒りが湧いたら他人にぶつける前に自分で処理する姿勢を持っています。その場から離れてひとりになる、音楽を聞いたり映画を観たりして気をそらす、冷静になれる時間を持つなど、自分の機嫌は自分で取るのが当たり前。
その姿が夫に「自分もこうしよう」と思わせ、感情を抑えようとする努力ができるのですね。
ある妻は、「ヒステリックになりそうになったら夫に断って寝室に行く」と話していましたが、処理の仕方を夫に知っておいてもらうのも、ストレスを減らすために有効といえます。