2022年、早いことで3月も後半に差し掛かり、新年度となる4月が目の前に。卒業、異動、引っ越しなど、いままでの環境が大きく変わる時期のため、不安な気持ちを抱いている方もいるかもしれません。
そこで今回は、新たなスタートを気持ちよく前向きに迎えるために、『ポジティブの教科書』(主婦の友社)など多数の著書を持ち、「極上機嫌」を発信する武田双雲さんのメルマガから、誰もが「極上機嫌」になれるコツをお届けします。
さらに3月28日(月)20:00より、武田双雲さんと脳科学者の茂木健一郎さんの対談を「まぐまぐ!Live」限定で配信します。
2人が考える、新年度をポジティブに迎える方法とは?「漢字1文字」で秘訣を伝授します。どなたでも無料で視聴できるので、ぜひ参加してみてくださいね。
あなたの「不機嫌」の理由、ちょっと考えてみない?
おはようございます(^^)武田双雲です。さぁ、きょうもも極上機嫌になるコツをお伝えしていきます。
きょうお話しすることは、「不機嫌は勘違い?」です。
不機嫌は自分にメリットがあると思って、あえて不機嫌を選んでる可能性があるってことです。
以前、母と長電話してた時の話です。母が不機嫌な日が続いていたので、理由を聞いてた時に、母がハッとして言いました。
「そうだ私が小さいころ、お兄ちゃん、お姉ちゃんばかりかまうから寂しいと思っていて、ある日に思いきり怒りをぶつけて、当たり散らした。その時にみんなが私を慰めてくれたり優しくしてくれた」
さすがの気づきですよね。つまり「怒ることで、かまってくれた」というメリットを感じてしまったわけです。そこで脳はそれを覚えるのです。
「不機嫌=メリット」となるわけです。
だから自然に不機嫌になってるわけではなくて、脳が不機嫌にあえて持っていくという癖をつけたのです。みなさんも必ず似たような体験があるはずです。
不機嫌になることのメリットをどこかで感じていつの間にか、不機嫌癖がついてしまう。
こうやってこのメカニズムに気づくだけでも、この自ら作り出した不機嫌システムを外しやすくなります。
客観的に見られたことで「不機嫌=メリット」を「不機嫌=デメリット」と書き換えやすくなりますよね。
さぁ、今回はここら辺にしておきましょう。みなさんもぜひ、母と同じように自分の不機嫌ヒストリーを思い出してみてください。
その時にメリットを感じていなかったか。あえて不機嫌を選んでメリットを得た体験を思い出して見てください。そして、それを外す練習を。
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