JC・JK流行語大賞2019「アプリ部門」
1位は「SODA」です。昨年の2019JC・JKトレンド予測で株式会社AMFが流行を予測した後、JCJK流行語大賞2019上半期でも選出され、今回年間大賞でもランクインしました。撮影する瞬間からされる加工機能が盛れると話題になり、撮影する際はSODAを中心としたカメラアプリでの撮影が暗黙の了解に。ノーマルカメラで撮影するのはマナー違反になるなど女子中高生の生活に深く浸透しています。
5位の「Uber Eats」は、フードデリバリーのアプリですが、家でNetflixやサブスクコンテンツを観ながら女子会を楽しんだり、公園でデートの際に頼むなどカップルや友達同士での幅広い使い方が楽しめることで人気を獲得しました。
JC・JK流行語大賞2019「コトバ部門」
1位に選ばれた「ぴえん」は、残念な出来事があった際に使用されています。泣き声の「ぴえーん」を省略化し、より汎用性の高いぴえんとして、今年多くの女子中高生の会話の中で使用されました。語尾につけたり、Instagramのストーリーにその日の出来事とともに使用することが多いようです。
2位の「べびたっぴ」は、TikTok内でタピオカにストローを刺す時の掛け声として一躍人気の言葉となりました。多くの女子中高生が真似して、タピオカ以外の飲み物を飲む際の掛け声としても使用されています。
3位の「KP」は、JCJK流行語大賞2018上半期でも選出され、年間大賞でもランクインしました。2位に引き続き飲み物を飲む時の乾杯(=KP)の掛け声として、一年を通して使用されています。
今年の流行をふり返ると、女子中高生たちは、「ハンドクラップダンス」や「フワちゃん」「PRODUCE101 JAPAN」など、モノを中心に、より良質でみんなで楽しめるエキサイティングな動画コンテンツに非常に熱狂していた1年であったといえます。
また「ぴえん」や「べびたっぴ」「3150」など、コトバの意味や中身よりも響きやすさキャッチーさが重要視され、ワードも”映え”であることを女子中高生たちが求めていることがわかります。
来年はどのようなトレンドが誕生するのでしょうか。若者たちの流行からも目が話せませんね。