将来こうなりたい。実現できないかもしれないけど、チャレンジしたい。これらの理想を叶えるためにはどうすればいいのでしょうか?
私は、これらに「セルフイメージ」が大きく関係していると考えます。
セルフイメージは現実に繋がる
セルフイメージというのは、潜在的に感じている「自分像」のこと。たとえば「結局ハズレくじひくんだよな」とか「結局最後まで決断できずチャンス逃すんだよな」とか「運が悪いんだよな」とマイナスのイメージを抱くことが多い第三者からの言葉の影響を、知らず知らずにうけているからかもしれません。
「あんたはドンくさい」とか「注意散漫だから車の運転はダメ」とか、それが無意識のうちに刷り込まれてしまう。「やったらできる」なんてその代表格で、「やったらできる」といわれて育ってしまうと、そこそこの位置で満足して「自分はやったらできるけど、やらないだけ」と、わけのわからないところに行きついてしまったりします。
そうなってしまわないためには、セルフイメージを変えることから始めるといいでしょう。
なぜかというと、セルフイメージが言葉や思考回路に繋がり、行動に繋がり、現実に繋がるからです。たとえば勉強ができる人は、本来勉強しなきゃいけない人よりも何倍も勉強する。「自分は勉強ができる」と感じているから、その自分に近づけるために行動しているのです。
これはスポーツでも同じで、「プロ野球選手になりたい!」と夢見る少年よりも、イチローは質も量も高い練習をしているし、自分の使う道具の手入れもしているわけです。
お金持ちな人も、本来もっと稼がなきゃいけない人よりも、何倍も商売のことを考えているし実践しています。これらすべて、「自分をどのような人だと思っているか」から始まっているのです。だからセルフイメージが変わると「やらなきゃ」から「気づいたらやっている」に変わる。ビジネスや勉強、スポーツ以外でも、
- 困ってる人がいたら動いちゃう
- 気付けば価値を生み出してる
- すぐに行動して検証しちゃう
など、さまざまなセルフイメージがあると思います。そしてそのイメージ通りに動いているはずです。