こんにちは。会社員であり、保育士としても活動する2児の母、ちほです。
自身の子育てや親の介護を通して学んだ知識を、無料メルマガ「親子のゴールデンタイム~育児と介護の成長日記~」にて発信中。
さて、穏やかな天気とは裏腹に、我が家の1歳の娘は日々の自己主張が激しくなってきました!
0歳のころは、穏やかで一日中穏やかにニコニコしていました。しかし1歳半のいまとなっては、断固として「うー!うー!うー!(これやりたい!)」という強い意志が1日に何度も見られ、たくましく勇ましく成長を感じてます。
いわゆる、2歳前後の幼児の特徴「イヤイヤ期」の始まりです。
本日は、このイヤイヤ期をおだやかに乗り越える関わり方をお伝えしますね。
成長の証!ようこそ、「イヤイヤ期」
イヤイヤ期とは、子どもが自己主張をするために発生する一時的な現象。発達の過程で必要なものです。なので、発達がひとつステップアップしたらなくなります。
脳の発達上、我慢するのが難しい時期なので「やりたい!」や「甘えたい!」という主張は一方的で、大人が無理やり「止めなさい」と制止することは困難です。
そのため、特に人前で、ギャーギャー泣き叫んで暴れて自己主張する子どもをどうにかなだめるのが大変。子育てにとってはつらい時期でもあります。
長女の場合、イヤイヤ期は2歳でやってきました。小児科で、「悪魔の2歳だよ」と小児科医から若干脅されたことをよく覚えています。
「次女は1歳からイヤイヤ期がやってきた」と気づいたのは、私の察知する能力・センサーが育ったせいもあるかもしれません。
子どもの発達の知識があるいまとなっては「やったね!思う存分、自己主張をできるステップにやってきたのね!」「ようこそ、イヤイヤ期!」と、成長を喜んで迎えられる心境になれました(道端で立ち往生されるとやはり困りますが…)。
子育てが初めての新米ママだったころと、知識と経験を積んだいまでは、子育ての心理的負担が100と10くらいの軽さです。
イヤイヤは、子どもの成長過程のひとつ。大人が甘やかしたから、イヤイヤするわけではありません。育て方が悪いよりもむしろ、健全な発達です。
感情を押し殺すと、大人でもうつ病になったり、失感情症になって、自分の気持ちもわからないとか自分を大切にできなくなります。
それは精神衛生よくないので、このイヤイヤ期を適切に乗り越えていきたいものです。
イヤイヤ期の子どものよくある行動
- やりたいことがうまくできないと癇癪・暴れる・叫ぶ・大泣き
- 「いや!ダメ!ちがう!」と嫌がり拒否して、代替案は受け入れない
大人の関わりポイントは、子どもを受け入れて、子どものペースに大人が合わせてあげる。
何を言ってもイヤイヤ言われるので、こちらが腹を括って合わせるしかないんですよね。
大人の関わり方の「NG」パターン
- 否定する:「こら!ダメ!やめなさい」「そんなにワガママ言ったら、いけません!」
- 性格が悪いと怒る:「あなた性格悪すぎ」
- 見放す:「悪い子は、置いてくよ」
上記のような、傷つけたり、突き放したり、押さえつけるような冷たい対応をしていると、この反抗期で親子関係がこじれてしまう可能性があります。
信頼関係は、困ったとき、苦しいときこそつくられるので、イヤイヤ期を穏やかに温かく乗り越えることが、親子の絆を深める大チャンスです。
大人の関わり方の「OK」対応
- 時間に余裕を持つ
- ほしがるだけ愛情を与える
- 親子ともに睡眠を長めにとって疲れを癒す
- スキンシップ多めにエネルギーチャージ
- やりたいことをやるようにこっそり支援
というのを、日々心がけるのがオススメです。
一緒になって、不安がらずに時間と心に余裕を持って、落ち着くまで、子どものペースに合わせるしかないですね。
疲れてしまったら、大人同士でバトンタッチしましょう!
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