発達しながら北上すると予想されている台風7号。場合によっては、お盆休みに東日本を中心に本州を直撃し大きな影響を与える可能性があるそうです。(参考:TBSニュース)
万が一の事態に備えておきたいものですが、具体的に何をしておくのかわからないという人も多いでしょう。
そこで、台風への備えを気象庁が発表している情報をもとにまとめました。自分と大切な人のいのちを守るために、ぜひ確認してくださいね。
「ハザードマップ」は確認した?
まずは、ハザードマップをチェックしましょう。
NHKによると、2019年の台風19号では、水害と土砂災害で死亡した79人のうち52人が「ハザードマップ」などで危険だと示されていたリスク地帯で命を落としたそうです。
事前に災害で危険な場所を確認しておくことで、リスクを回避できます。
あわせて、万が一のための避難場所も確認しておきたいところ。そして、その場所までの避難経路も確認しましょう。
これは、家族と話し合って決めておくのがベストです。
「家の外」はどう備える?
大雨が降る前、風が強くなる前に、家の外と家のなかの備えをしましょう。
・窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。
・側溝や排水口は掃除して水はけをよくしておく。
・風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家のなかへ格納する。
参考:気象庁HP
「家のなか」はどう備える?
・非常用品の確認
懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池)、救急薬品、衣類、非常用食品、携帯ボンベ式コンロ、貴重品など・室内からの安全対策
飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。・水の確保
断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する。参考:気象庁HP
「非常用持ち出し袋」を準備しておこう!
以下は、気象庁が発表している、非常持ち出し品の一例です。
いざというとき、すぐに持ち出せるように袋にまとめておくのがオススメです。
- リュックサック
- 飲料水、乾パンやクラッカーなど、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、哺乳ビンなど
- 救急医薬品、常備薬、マスク、紙おむつ、生理用品
- 現金(小銭も)、預金通帳など、印鑑、健康保険証など、身分証明書
- 下着、タオル、寝袋、雨具、軍手、靴
- ナイフ、缶切、鍋や水筒、懐中電灯、ラジオ、電池、ロープ、マッチやライター、使い捨てのカイロ、ティッシュなど、筆記用具、ごみ袋
- 防災頭巾やヘルメット、予備の眼鏡など、地図
私はこれに加えて、モバイルバッテリーとハンディファン(携帯扇風機)を用意しています。
情報収集、家族や友人と連絡をとるためにスマホは必須になりますし、停電してしまった際に少しでも涼しく過ごしたいからです。
台風への備えチェックリスト
上記の備えをリストにまとめました。台風がくる前に、チェックしながら備えましょう。
- ハザードマップを確認する。
- 家族と避難場所と避難経路を話し合っておく。
- 窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強しておく。
- 側溝や排水口は掃除して水はけをよくしておく。
- 風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家のなかへ格納する。
- 非常用品を準備しておく。
- 飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼る。
- 万一の飛来物の飛び込みに備えて、カーテンやブラインドをおろしておく。
- 断水に備えて飲料水を確保しておく。
- 浴槽に水を張り、生活用水を確保する。
- スマートフォンやモバイルバッテリーを充電しておく。
- 停電などに備えて冷凍庫で保冷剤を凍らしておく。
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