皆さん、こんにちは。タカです。
こんな人、周りにいないかな?「くそー、最近ツイてないよなあ」「ホントに何やってもうまくいかないわ」「私っていつも運がなくて」そうやって、うまくいかない出来事を引きずっている人。
今、「えっ?私かも」と思った方、手を挙げてください。はい、素直でいいです。素直一番。確かにいますね、こんな人。僕もありますよ。つい、引きずっちゃうこと。
でもね、ちょっと考えてみてほしいんです。言うならば、長い目で。
幸運は「来るもの」ではなく「見つけるもの」

image by:Unsplash
この世に生きていればね、生まれてからこれまで、「もう俺はずっと絶好調だったぜ」という人も、「これまでずっと絶不調だったな」という人も、どちらもいないはずなんです。
だって人生って、うまくいくこともあればいかないこともあるでしょ?いいことがあれば悪いこともある。悪いことだけずーーーっと続いてる人はいないし、いいことだけで何年も過ごせてる人なんていない。
いいこと、悪いこと、またいいこと。これまでずっとその繰り返しだったはずなんです。子どものころから、ずっと素敵な出来事しか起きていないとか、子どものころから、ずっと悪夢の日々だとか、そんな人はいない。
その中には必ず、辛いことも喜びもあった。悲しいことがあれば、嬉しいこともあったんです(もし、そんなことない!!という方がいるならば、それは忘れてしまっているだけです)。
つまり「良いことと悪いこと」はどっちも存在する。なのになぜか、ネガティブな思い出の方が記憶に残りやすい人がいるわけです。
悪い出来事だけを鮮明に覚えていて、事あるごとに思い出しては悔しがる。悲しい出来事への思い入れが強すぎて、ずっと悲しい過去を引きずっている。ツイてない出来事にばかり固執して、いつも寂しい顔をしている。
ズバリ言います。
その意識でいたら、どんどん運が悪くなるだけ。あなたの運気は、ひたすら悪い方へ進んでしまいます。
意識が「自分は不幸」「自分は運が悪い」「自分はツイてない」そんな方向にばかり向けられていては、幸運は絶対にやってきません。いや、厳密に言えば、『せっかく幸運がやってきても気が付きません』。
僕たちはいつも言っています。運は「来るもの」ではなく、「見つけるもの」だと。
だから、自分が不幸だと思い込んでいれば、せっかくやってきた幸運にも気付かない。ラッキーな出来事だって、もったいないことに見過ごしてしまう。
スルーしていてはいつまで経っても、幸せを感じられないのは当然なんです。だって自分は不幸だから、運が悪いから、ツイてないから。「そんな幸運なこと、起きるはずないもん」と、心に植え付けてしまっているから。
ダメ、それ。やめましょう、今すぐに。
「たしかに運は悪かった。だけどその思いを引きずるのはやめよう。不幸の連鎖だ」って、思うようにしてください。これを思っていると、やがてちゃんと心が気付きます。
気付くと、必ず変わります。絶対です。これだけで、運気ってちゃんと動くんですよ。不思議だけど、僕は何度も経験しています。
不運な思い出を引きずらないコツは?

image by:Unsplash
じゃあ、運の悪い出来事をどうすれば引きずらなくて済むの?ポイントはそこです。
結構多いのが、「私はいいの、そんなこと気にしないから」と、運の悪い出来事である事実を否定する人とか強がる人。これキケン。
「そんなこと起きていないよ」と、起きたこと自体を誰にも話そうとしない人、認めない人。これもキケン。
これ、逆効果。とても危ないです。起きたことを否定するとか、人に話せないというのは、悪い運から抜け出せていない証。
心の中では気になっているのに、無理やり押し込めて無視を決め込んでいる。これでは、本当の意味で手離したとはいえずに、グズグズと心が膿むだけでしょう。
だから僕たちは、運が悪い出来事をそのまま堂々と話します。
「こんなヤなこと起きたんだよ。まいったね」「やれやれ、今日はツイてなかった。まあ、人間だからいろいろあるよね」
そんな感じでツイていない出来事を認めて、切り替える。誰かに話して切り替える。なんならネタにして、笑いに変えてしまう。ちなみに僕のブログには、そんな役割もあるのですよ(笑)。
みんなに聞いてもらえれば、「タカさん、笑わせてもらいました!そりゃ大変でしたねー」と、笑ってもらえるでしょ?そうすれば僕だって、引きずらずに済むんです。
その上、「よっしゃ!みんなに楽しんでもらえて運の貯金ができたぜ!」「きっとその分、すっげえいいことあるぜ」と、ウキウキさえしてくる。
本当に良いことがあるかどうかなんて関係ない。楽しくスッキリした気持ちになるのが大事なわけで。
だって、良いことも悪いこともあるのが人生なんだから。むしろ、「この程度の運の悪さで済んだなら御の字だ」と思えばいい。
でも、こうやってちゃんちゃらえらそーにしゃべっている僕ですけども、昔からできたわけじゃないんですよ。
若いころは、受験に失敗したこととか、スポーツでいい成績が出ないとか。なんというか、何をやっても思うようにいかなくてモヤモヤしてた。「オレって思うようにいかないんだよなあ」って。
だけど一縷の望みはあったんです。「だけど、なんか最後はうまくいってるし」と、どこかで思っていた。
「今こうして生きてるし」「普通に生活できてるし」「なんだかんだ言って、好きなことやれてるし」と、どんなことがあっても命まで取られることはないし、何があってもちゃんと生きていける。それだけでもいいやって思ってた。
だから、どんなにツイてない出来事があったとしても、「別に~」くらいで、気にかけずに済んだんです。
そうやって、今があることを「ラッキー!」と思えることが、ある意味一番の幸運の持ち主なのかもなって思います。だって、普通に毎日生活できることが幸せだと気付いているんだもん。
運がいい人は、悪かったことを引きずらない。そして、運がいいときのことを素直に喜ぶ。
幸運はちゃんと周りに潜んでる。ただ、自分から主張しないだけ。だから見つけてあげようよ。「私は運がいい」と信じてさ。
それが運の良い人が常にやっていること。そして、運を作り出すコツです。
日ごろから思っていることだけど、「そういえば、こういう話をちゃんとしたことなかったな」と思ったので、徒然に書いてみる。これもまた、ひとつの幸せ。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。


0 件
