収納ラックは、収納スペースがない場所にも気軽に収納空間を作ることができる便利な収納家具。
とはいえ、さまざまなタイプがある収納ラック。自分の暮らしに合ったラックがわからないという方も少なくありません。
そこで今回は買って後悔しない、自分の暮らしに合った収納ラックの選び方をご紹介します。
収納ラック選びは、「優先順位を決めること」が必須!
収納ラックはやみくもに探したり、ネット検索したりしても探し疲れるだけで、自分の求める収納ラックに出会えないことがあります。
そこで、優先順位を明確にしてから選ぶようにしていきましょう。
ポイントは、自分が求めるものを絞って選んでいくこと。
このとき、第一優先から第三優先くらいまで優先順位を決めておくと、自分の求める暮らしに合った収納ラックに出会える可能性が高くなります。
優先順位の決め方とポイント
ここからは、どのような優先順位の選び方があるのかをポイントを交えてご紹介します。
「用途」で選ぶ
「どこで」「何を」「どれだけ」収納して使うのか。
この用途は、優先順位決めのなかでも優先順位はかなり高いです。
これが明確になっていないと、さまざまあるラックのなかで自分に合ったものを選ぶことは不可能と言えるでしょう。
次に、場所やアイテム別から便利な収納ラックを紹介します。
キッチンで使う場合
キッチンでは、「どのスペースにどんなモノをどれくらい収納したいのか?」を明確にしていきましょう。
キッチンで使うと便利な収納ラックは下記のようなものがあります。
キッチンラック
キッチンラックは、電子レンジなどのキッチン家電が置けるサイズ感のものや、サビにくいコーティングがされているものもあり、まさにキッチン仕様になっています。
幅を変えられる伸縮可能なものは、収納スペースが気になる方にも便利に使えるでしょう。
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キッチンラックのよさは、横方向だけでなく縦方向で収納を作れること。1カ所にまとめて収納ができ、すっきりした空間を作ることができます。
電子レンジやトースター、炊飯ジャーを置きたい方は、棚がスライドできるラックを選ぶと使いやすさがアップするでしょう。
隙間ラック、キッチンワゴン
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ちょっと空いたスペースに収納を作りたい、一人暮らしで大きなラックは置けない、調味料などをサッと使いたい方におすすめなのが、隙間ラックやキッチンワゴンです。
スリムタイプなら隙間といったデッドスペースを有効活用できます。キャスターがついているので移動もラク、掃除もラクです!
衣類をかける場合
次は衣類をかけるハンガーラックです。
衣類だけをかけたいのか、衣類以外も収納したいのかで選ぶ商品も変わってきますので、どんなモノを収納したいのかを明確にしていきましょう。
「衣類だけ」をたくさんかけたいなら…
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衣類だけをたくさんかけたいのなら、シンプルに衣類だけをかけられるハンガーラックがおすすめです。
ハンガーラックのなかには上下でかけられるタイプや、手前と奥でかけられるタイプもあります。
また、幅や高さを調整できるものもあり、衣類が増えてきたら幅を変えることができるので、衣類がぎゅうぎゅうで取り出しづらいということも防げます。
「玄関に置きたい」なら玄関ハンガー
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玄関は、スペースが限られています。幅のある家具などを置くと場所をとってしまうので、縦方向で収納を作るのがおすすめです。
ポールハンガーやコートハンガーとも呼ばれています。最近は縦で突っ張ることができる突っ張り棒もあり、倒れてしまう心配もありません。
外出時のジャケットやコート、帽子をかけても便利ですし、突っ張り棒では時計や鍵などを置けるようにトレーがセットできるものもあります。
「バッグや身支度グッズなども置きたい」なら棚付きタイプ
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衣類だけでなく、身支度グッズなどもまとめておきたいなら棚付きタイプがおすすめです。
たとえば仕事で持っていくモノもまとめておくことで動線がスムーズになり、身支度がラクになります。
そのほかにも、バッグを収納できるラックやシューズを収納できるラックなどアイテムから選べる収納ラックもありますよ!
「収納スペース」で選ぶ
収納ラックは収納スペースがない場所に収納を作りたいときに必要と感じる場合が多いでしょう。
買ったのはいいものの、置きたかった場所に置けない場合や、思った以上に場所を取ってしまい部屋に圧迫感を与えてしまうこともあります。
購入を検討する際は、収納ラックを置いた後の部屋のイメージもしていきましょう。
ここでは、限られた空間でも収納スペースを上手に活用した収納ラックを紹介します。
コーナーラック
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コーナーラックは部屋の角部分を有効活用できます。
トイレや寝室、一人暮らしのお部屋など限られた空間で収納を作りたい場合にもおすすめです。
小物などを置くことでインテリア性の高い空間を作ることも可能です。
突っ張りラック
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大きな家具を置くことはできないけれど、収納を作りたいという方におすすめなのが縦方向で収納を作れる突っ張りラック。
小物を置いたり、フックにバッグや衣類などをかけて使ったりと使い勝手がよく、便利です。
突っ張り棒と聞くと生活感のあるイメージですが、最近はおしゃれなデザインも多く、インテリアに合わせやすくなっています。
「移動のしやすさ」で選ぶ
掃除をする際にラックを動かしたい、使わないときは別の部屋に置いておきたい希望がある場合は、移動させやすい収納家具を選ぶとよいでしょう。
キャスター付き
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キャスター付きの収納ラックは移動しやすいのが最大のメリット。掃除のしやすさや別の場所で使いたい際の移動が本当にラクです。
最近は折り畳みができるタイプといった、使わないときや引っ越しの際には畳んでおけるラックもあります。
「用途を変えて」長く使えるラックで選ぶ
用途はひとつだけとは限らないかも…別の使い方もできて、長く使いたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような方は、シンプルなデザインで多用途できそうなものを選ぶとよいでしょう。
また、キャスターが付いているものなら移動もしやすくなります。
オープンラック
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棚の高さを変えられるラックは、収納したいモノの高さに合わせて収納が可能。
シンプルなデザインの収納ラックなら、キッチン、リビング、子ども部屋、書斎などさまざまな場所で万能に使えますね。
その場所で使わなくなったら、また別の用途で使うことができます。
どこに何を収納したいかを明確に!
収納ラックといっても、さまざまなタイプがあることがおわかりいただけたかと思います。
どこに・何を収納したいかを明確にし、それ以外に優先したいことを決めることで、自分の暮らしに合ったラックが見つかり、使用後の満足度は高くなるでしょう。
収納家具はなんとなく選ぶのではなく、しっかりと自分が求めるものを明確にしてみてくださいね。
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