こんばんは。いかがお過ごしですか?
11月22日〜12月6日の二十四節気※は「小雪(しょうせつ)」に入ります。
※『二十四節気 』とは一年を24の季節に分けたもの。古代中国で考案され、太陽と地球の位置関係を元にした科学的な季節の分類です。春分や秋分、夏至や冬至などの風習は現在の暮らしにも定着しています。
「小雪」は名前の通り、わずかに降り始める雪が冬の訪れを知らせるころ。
この時季は移動性高気圧に覆われて平野では日中暖かくなることも多く、そんな春のように穏やかな日を「小春日和(こはるびより)」といいます。
「小春」とは実際の春ごろではなく陰暦10月を指すので、現在でいうと11月〜12月上旬。
小雪に入る11月22日は、
- いい夫婦の日
- ペットに感謝する日
- 人事戦略を考える日
- 大工さんの日
翌23日は
- 勤労感謝の日
- 新嘗祭(稲の収穫を祝い 豊穣を祈る式典)
日常生活の豊かさや現実的なありがたみを改めて、見つめて尊ぶ頃合い。
寒くなりゆく時節だからこそ暖かな太陽の恵みの心地よさが一層ほっこりと身に染みるのです。真夏には感じられない、ぬくもり。
人生も、活発期には拡大に意識が向きがちですが、ピークが過ぎたあとには素朴な人恋しさを感じられるようになるもの。
あえて感謝する作為ではなく、自然と内からあふれてくる純な感謝。
そんな節気、よりよく過ごす心がけについてお読みいただけたらと思います。
2025年初冬を好転させよう!

image by:Unsplash
「年めぐり×月めぐり×季節の気」
かけ合わせた見解、おさらいを踏まえて記しておきます。
★年めぐり
『乙巳』(きのと み)→ 柔にして未知への変わり身
★月めぐり
『丁亥』(ひのと い)→ インスピレーションで刻む
★季節
『小雪』→ 小春日和を感じられる
これを乗算しますと、今年の初冬は“そばにある愛情に気づくとき”。
そうしたくなるでしょうし、そうなるでしょうし、その適期です。
今年8月末〜9月はじめの夏の終わりシーズンには、「清い心に研ぎ澄ませるとき」と、お伝えしていました(メルマガ 8月20日発行分)。
9月23日~10月7日ごろの秋分シーズンには、「再チャレンジへ首を向けるとき」と、お伝えしていました(メルマガ 9月17日発行分)。
心を研ぎ澄ませて“今だから挑める方向”へと首を向けた私たちは、その善きタイミングを通して直感的に“ありがたさ”が胸に染みるでしょう。
ホッと灯る明かりのような、そこにあった愛情に気づけるのです。
あの人のお心遣いや彼らのサポートは、あなたのチャレンジにとってどれほどの助けになっていたか。
人の愛情に気づくその感覚は自然サイクルとの一体感。
本格的な冬に入る手前の、小春日和──。
そばにある愛情に気づきつつ、あなたも誰かにとっての心ぬくもる“愛情”そのものなのです。
<さいごに>
「小雪」とは、雪がちらつき始める“冬の予告編”。
自然が静かに冬支度を始めるように昔の人は、小雪を“冬季生活モードの変化に備えて心身を整える季節の入り口”と捉えていました。
今日の気づきも穏やかなぬくもりとなってあなたを包んでくれることでしょう。
また気温が下がることで湿度も落ちるため、肌や喉の乾燥だけでなく火の取り扱いにもお気をつけくださいね。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。


0 件
